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きびしくて、でもとてもやさしい 20240312

昨日は、なおさんの鍼灸治療院へ行ってきました。

なおさんは豊島に月一回来てくれている鍼灸治療の先生です。

毎回他愛もないお喋りをしながら、治療は進みます。

豊島のひとはパン好きだよね。
わかる。小麦粉Loveですよね。うちの義母ね、この間も朝サンドイッチを作って食べてて。。おしゃれやろ!ってドヤ顔でした。
かわいい。
ほんソレ。かわいい。
おばちゃんたちみんなかわいいよね。

丁寧に身体を触ってくれて、ひとつひとつお灸を据え、的確に鍼を打ってゆくなおさんの手は、厳しくて、でもとてもやさしいのでした。

自分のからだは自分で守ること。

この島に来て学んだのは、私をしっかりと労わってあげられるのは私しかいないという事実でした。

島には小さな診療所しかないし、人が人を助けられる範囲には限界があります。

それはとても容赦のない現実ですが、それが本当のことだし、そのことは残酷なように見えて、とても温かな真実なのでした。

最期まで一緒にいるのは他でもない自分だから。

人生も半分くらいのとこに来たからこそ、身体的にも心理的にも、できるだけ軽やかにありたいものです。

忙しない日常の中では、なかなか難しいことだとおもってはいるけれども。

今日は買い物のときに納豆を1パックかごに入れました。
これもやさしさ、なんて呟きながら。


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