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【スケアクロー】クシャトリラと相性抜群!新規カードで強化されたクシャトリラ×スケアクロー徹底解説!

みなさんこんにちは!からふるです!
noteをご覧頂き、ありがとうございます!

今回ご紹介するのは、今期使用していたクシャトリラ採用型の【スケアクロー】の解説記事となります!

また、以前にも【鉄獣戦線】と組み合わせた型の【スケアクロー】も投稿していますので、そちらも気になる方は是非ともご覧下さい!

【12/15追記】
2023.1月新制限が発表され、リミットレギュレーションの変更が今後行われます。
その中で【クシャトリラ】が規制を受け、既存の動きは変わらず可能ですが、デッキパーツの減少が行われました。それに伴った既存の構築から新制限に合わせたデッキレシピの変更や、回し方の解説を追記致しましたので、是非ご覧下さい!

強化された【スケアクロー】の要素について

まず始めに、前回投稿した記事のタイミングより、【スケアクロー】が強化されたポイントについて軽く触れておきたいと思います。

それは”DARKWING BLAST”にて収録された《スケアクロー・クシャトリラ》の存在です。

このカードの存在によって、今まで弱点であった部分等を補強できると共に、【クシャトリラ】名称を持っている事から《クシャトリラ・フェンリル》等との相性が非常に良く、大幅な強化を受ける事となりました。

そして、同時に《クシャトリラ・フェンリル》を利用できる事によって、《クシャトリラ・フェンリル》と言った攻め手を用意しながら、サーチ効果によって《スケアクロー・クシャトリラ》を加える事が出来るため、効果が通った際には2つの攻め手を用意する事が可能です。

更には、同じく”DARKWING BLAST”にて収録された《六世壊=パライゾス》によって《クシャトリラ・フェンリル》をサーチ出来る事もあり、強力な攻め手を用意しやすくなっているのも魅力と言えるでしょう!

そして《スケアクロー・クシャトリラ》ですが、このカードの存在によって召喚権を使用せずとも【スケアクロー】展開を行う事が可能となりました。
今までは召喚権を使用し潰された場合、【スプライト】の様に《スプライト・スターター》で特殊召喚を行う事が出来ず、展開が出来ないと言った場面も見られましたが、《スケアクロー・クシャトリラ》が実装された事によって、召喚権を潰されても《スケアクロー・クシャトリラ》を特殊召喚する事で展開を行う事が出来る様になりました。これが、【スケアクロー】の弱点を補ってくれる大きな強化の1つです。

そして、《スケアクロー・クシャトリラ》自体も非常に優秀で、守備力をそのまま攻撃力として適用しながら攻撃でき、かつ相手モンスターの
効果をターン終了時まで無効に出来る事から、相手のモンスター効果による妨害を無効化しつつ、メイン2にて展開を行う事も可能となっています。

他にも細かな強化点もありますが、上記が《スケアクロー・クシャトリラ》によって強化された大きなポイントと言えるでしょう。

構築について

この章では、今回ご紹介するクシャトリラ型スケアクローの構築について紹介を行って行きます。

使用しているデッキレシピは以下の通りとなります。

上記が現在のデッキレシピとなります。
私自身は多忙の為、CS等に持ち込む事が出来ませんでしたが、プレイング等について教えたり相談しながら、同様のレシピを利用したラムクオ選手がいくつか結果を残す事が出来ました。

特に予選等の戦績においてはスト勝ちも多く見られ、デッキポテンシャルの高さを示す1つの指標とも言えます。

また、友人のkira_選手もYCSJ大阪にて本デッキを持ち込み、予選を突破しファイナリストとなる事が出来ました!

使用人数こそ少ないデッキではありますが、こういった大会の中で結果を出せるポテンシャルやパワーは間違いなく秘めており、新制限を含め今後の活躍も期待できると言えるでしょう。

次の章からは、クシャトリラ型【スケアクロー】の構築についての解説や、展開方法、プレイング等々について解説を行って行きますので、気になる方は最後までご覧頂けると嬉しいです!

【クシャトリラ】を組み合わせるメリット

①手数の向上


1つ目に挙げられるのは、手数が増える事です。

本来の【スケアクロー】であれば、基本的な攻めは【スケアクロー】モンスターを起点とした《スケアクロー・トライヒハート》による制圧や、その他リンクモンスターを交えた攻め、もしくはレベル3×2等によるエクシーズによる展開及びアーゼウス等となります。

上記の攻め手の中から、1つないしは手数によっては併用しながら攻める事となりますが、このデッキの性質上アドバンテージの損失無く展開を行えるのは上記の内、最初の1つのみとなり、そのどれもがモンスターの着地と同時に除去を受けてしまうと展開しにくいと言った弱点を持っています。

しかしながら、【クシャトリラ】と合わせる事により、【スケアクロー】モンスターを除去された場合には、《クシャトリラ・フェンリル》《クシャトリラ・ユニコーン》から攻め手を作る事が出来たり、逆にそれらのモンスターで相手の妨害を踏んでから展開を行う等と言った行動が可能となります。

【クシャトリラ】ギミックは召喚権を使用せず攻められる為、召喚権を【スケアクロー】に割きたいと考えている上で相性も良く、お互いにサーチ出来る範囲から互いのギミックへ一部触れられているのも相性が良いと言えます。

②1枚初動の豊富さ、合わせ引きのパターンが多い

次のメリットは1枚初動の豊富さです。

どのデッキにも言える事ではありますが、1枚初動が多いデッキやスタートパターンの多いデッキでは手札事故が少なく、安定して戦えると言ったメリットが存在します。
そして逆を返せば、動きが強力なデッキであっても事故が多いデッキではそのまま敗因の1つとなり、安定した勝率を出す事が難しいと言えるでしょう。

例えば、純【クシャトリラ】の場合には1枚初動と言えるカードは《クシャトリラ・ユニコーン》《六世壊=パライゾス》そしてサーチカードである《テラ・フォーミング》や《惑星探査車》等が挙げられるでしょう。
人によって感じ方は様々であり、あくまで私個人の意見ではありますが、純【クシャトリラ】を使用した感想としては上記カードを投入したとしても少々安定感に不安を感じると言った印象でした。

しかしながら、このデッキの場合に下級【スケアクロー】モンスターも1枚初動であり、《クシャトリラ・ユニコーン》及びそれらに繋がるカードを含めた場合、1枚初動は13枚存在します。
純【クシャトリラ】に比べ圧倒的に安定感が増している他、《クシャトリラ・フェンリル》との合わせ引きで展開が可能なカードも多彩な為、展開出来る確率も純【クシャトリラ】よりも多いのが魅力だと感じています。


③メタの分散


3つ目のメリットはメタの分散を行える事です。
例えばですが、【クシャトリラ】をメタするカードの1つとして《皆既日蝕の書》等が存在します。

【クシャトリラ】側が《皆既日蝕の書》を受けた場合、形成した盤面の妨害モンスターが全て裏側表示になる事から妨害数が0となり、1枚のカードで形勢が逆転してしまう事も珍しくありません。

しかしながら、このデッキの場合には形成する盤面が【クシャトリラ】のみならず《スケアクロー・トライヒハート》が存在している事から、《皆既日蝕の書》等のメタに対して強く構えられると言ったメリットが存在しています。

他にも、《皆既日蝕の書》のみならず《サンダーボルト》と言った破壊系に関しても《肆世壊の新星》の②効果によって《スケアクロー・トライヒハート》を破壊から守れたりする事もあり、上記の様な盤面処理のメタに対して強く出る事が出来ます

また、他のメタカードにおいても《肆世壊の牙掌突》を構えておく事によって対策する事が出来るため、サイドゲーム以降の先行盤面を強固に出来るのも組み合わせるメリットの1つとして挙げられるでしょう。

④《肆世壊=ライフォビア》におけるサーチの分岐

【スケアクロー】は展開を行う際、全ての【スケアクロー】モンスターから《肆世壊=ライフォビア》をサーチする事が可能です。

そしてこの《肆世壊=ライフォビア》ですが、サーチ候補としてはレベル3【スケアクロー】、《スケアクロー・ライヒハート》の他、今回新規で登場した《スケアクロー・クシャトリラ》もサーチ候補に入りました。

これによって実質的に全ての【スケアクロー】モンスターを《スケアクロー・クシャトリラ》に変換する事が出来るようになったと言え、これが非常に強力だと言えます。

後ほど改めて詳しい展開方法については紹介を行いますが、例えば《六世壊=パライゾス》+《肆世壊=ライフォビア》と言った手札の展開パターンでは、上記2枚から3素材《クシャトリラ・アライズハート》を絡めたフィールド5面封鎖展開+《クシャトリラ・バース》を構えると言った盤面形成が可能です。

また、純【クシャトリラ】ではあまり強いとされない《クシャトリラ・フェンリル》初動ですが、このデッキの場合には【スケアクロー】モンスターを《スケアクロー・クシャトリラ》に変換できる事から、《クシャトリラ・フェンリル》+下級【スケアクロー】モンスターを引いていれば《クシャトリラ・アライズハート》を成立させる事が可能となっている為、相手のデッキによって《クシャトリラ・アライズハート》・《スケアクロー・トライヒハート》それぞれを狙う事が出来るのも柔軟性に富んでおり、このデッキの強みだと言えるでしょう。

⑤《増殖するG》に対しての耐性及び、止まった際の盤面形成の強さ

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