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【後編】製造業界の上場企業に就職した元留学生会長と人事の運命的な出会いとは!?

こんにちは!タピオカ留学のCOLORです!
今回は、前回に引き続き、台湾の大学を卒業し24卒の代で製造業の上場企業に就職したEさんから貴重な話をたくさん伺うことができました!
インタビュー内容が豊富なため、2回に分けてお送りいたします。
今回は後編です。
前半の記事をまだ見ていないよって方、安心してください。
こちらのリンクから飛べるようになっていますので、まだの方は先にチェックすると後編をより楽しむことができますよ!

(前編はこちらから↓)


2.入社した経緯

・人事の方との出会い


運営:
企業にいきなりメールしてみるのは少し勇気がいることなのかもしれません。結果はどうでしたか!?

Eさん:
それがですね、なんと功を奏して4年生になって実際今勤務している会社を受けた時に、人事の方がまさか覚えてくれて「そういえば、2年前ぐらいにメールくれたEさんだよね?本当に就職活動で来てくれて嬉しい」と言ってくださって。その時に、しっかり私を1人の人間として正面から向き合ってくれた感じがして、人事の方との出会いは私の人生を変えてくれたと言っても過言ではありません。本当にありがとうございます!
海外の大学に通っている学生は、企業にメールしてみたら結構覚えてもらえると思うので、もし気になっている企業とかあれば全然アピールを兼ねてメールしてみていいのかなって思っています!
私の場合は、「現在台湾の大学に通ってます。卒業が6月になるんですけど、秋採用はありますか?」と尋ねてみました。

運営:
覚えてくださっているとやっぱりとても嬉しいですよね。Eさんと人事の方の出会いは本当に素敵ですね!!

3.就活・面接について


運営:
次に、就活を始めた時期について、Eさんはいつ頃から始めましたか。

Eさん:
2年生の時にメールを送ったところから時間が空いて、就活を始めたのは4年生の3月ですね。日本の就活情報解禁のようなものがちょうど3月だったので、それと同時にって感じです。私の友達がとても早くから始めたので個人的にすごい遅いなって思っていました。ちなみにインターンはしていなかったので、そのまま就活という流れですね。

運営:
なるほど!これまで話を聞いている限りだと、4年生の頃にはすでに現在の就職先に絞っていたように感じたのですが、面接は他にも受けられましたか?

Eさん:
いや、実は1社しか受けていません。

・面接で聞かれた意外な質問


運営:
そうだったのですね!面接の際、具体的にどういったことが聞かれたとか覚えていたりしますか?特に印象に残っている質問なども伺えたらなと思っています!

Eさん:
意外な質問が多かったのを覚えています。ネットでよく見る「就活でよく聞かれる質問30選」を準備していたんだけど全く聞かれなくて、毎日の生活や生き方を聞かれるような質問が多かった印象です。おそらく日本の大学に行っている人と求められているものが違うのかなと思っていて、先ほども触れましたが会長としての経験についても、「今アジアの会社とやり取りしていく中でこういう問題が起きているんだけど、これ肌感覚でわかる?」と聞かれ、「わかります!私が会長していた時もこんなことありました」と会話が盛り上がったりもしました。
私今海外営業に配属されているんだけど、話を聞いたところ今まで1年目で海外営業に配属される方いなかったらしいんですよ。本来私のようなマネジメント学科卒の人は、知識を生かせるような企画や予算作成の部署もあるけれど、私の場合は中国語が喋れて外国の方と仕事をした経験があるから海外営業に配属されました。
なので就職の際、学科の特性も大事だとは思いますが、それ以上に海外経験のあるということが強みになってくるのではないかとも思っています。

・面接のコツとは!?


運営:
学科で勉強した事よりかは、課外活動とかで勉強したこととかの方が生かされてるようですね!面接の際のコツとかもあれば教えていただきたいです!

Eさん:
そうそう!
だから面接の時も勉強とかよりも、勉強以外でどのぐらいこの人は頑張ったか、どのぐらい勇気や忍耐力があるかみたいなのをとても問われるなって面接の時にも思いましたし、逆に誰でも答えられるようなよくある質問30選とかよりかは準備するのが比較的難しいと思うので、一日一日今やらなきゃいけないことをちゃんとこなしてると、面接の時間足りないぐらい喋れるようになると思うので、私の経験的に海外の大学に通ってる人は面接や就活のために何ヶ月間準備するんじゃなくて、毎日やることやって生きてれば面接の時に特別準備しなくても何でも話せると思います。
例えば面接前に大量練習するってよりかは、毎日日記を書いてみるとかそういった感じの方がいいのかなという感じですかね。アクシデントとか起きたら、それは忘れないように記録しておくことが大事です。「 ハプニングが発生して焦ったけどなんかこういう方法で乗り切れました」みたいな経験は、面接の際も話すネタになるので、後はいい感じにそれを喋るスキルがいい面接になる秘訣だと思いますね。

運営:
出来事を軽くでもいいので記しておくことはとても大切だなと思いました。自分も今後実践していきたいです!

Eさん:
ぜひぜひ!
ところで面接と聞くと、マナーだったりノック何回するとかが思い浮かぶ方もいるのではないでしょうか。
日本の大学生は大学の授業でそういうのを教えてくれるらしいんですよ。でも逆に、何々大卒の人はみんな授業で習った表現しかしないから、同じ喋り方をするみたいなことも聞いたことがあって。私も以前6人ほどで就活中の対談会みたいなものに参加したことがあるのですが、みんなすごい敬語上手にしゃべるんですよね。でも上手すぎて、結局この人何言いたいみたいなことしか言わない時もあったんですよね。まあ多分台湾にいる身としては礼儀とかマナーとかあんまり習う機会が無いのかもだけれど、知らないから下手に敬語使って間違えたりするよりかは、ありのままの自分で使える敬語を話せばいいと思います。実際に面接の時にも「敬語とか全然間違えても大丈夫だよ、言い直したりしていいからとりあえず冷静に言いたいこと言ってくれればいいよ」って言ってくださいました。

運営:
確かにそうですよね。自分をありのままに出すっていう意味では、人事の方たちにもとても好感持てるのかなっていうふうに思いました。

Eさん:
私実は就活の時に、成績表は少し重要度が低くなっていて、というのも学生時代「とりあえず単位は落とさないように」という感じで学校の勉強に取り組んでいたので、とても焦りました。ここだけの話、私成績あまりよくなかったんですよ。。けれど卒業証明書や卒業見込み証明書も提出しなくちゃいけなくて、4年生の後期なのに必修科目も終わっていないという危機的な状況だったので、もうだめかもと思いましたが、実際に就活ではあまり関係なくて、面接中に話した台湾での経験値で合格したような気がしています。
あと、これは個人的な考え方にもなりますが、学校生活の中で勉強にすごいハマる人たちは、それが強みになるしとてもいいなって思うんですけれど、あんまり勉強得意じゃなかったりとかっていう人たちは是非、課外活動に打ち込んでいただきたいですね。

運営:
課外活動では学校の勉強で学べないことがたくさん学べるから、自分もとてもおすすめです!!

4.大学でしておけば良かったこと


運営:
そろそろインタビューの時間も終盤にさしかかってきましたが、最後に伝え残したことはありますか。

Eさん:
今仕事をやってて考えてたんですよね、「大学の時になにしたがよかったかな」って。それで思い出したのですが、エクセルをもっと使えるようになっておけば良かったなって思っています。大学で今メモする時とかってワード使ってないですか?
正直エクセルとかあんまり使わないですよね。今会社に入ってもしかしたら自分の会社だけかもしれないんですけれども、断然エクセルを使うことが多いんですよね。例えば会議の議事録とかもワードじゃなくて、エクセルで使ってって言われて。エクセルだと結構便利な機能がたくさんある分難しいので、今同時にエクセルの勉強もしてるんですよね。だから大学の時にメモでもいいから議事録とか作る時にエクセルの練習をしたほうがおいた方がいいかもなって思います。
それで今一つ一つ操作を教えてもらっている状況だから、エクセルの操作に慣れておくと多分会社に出て役立つんじゃないでしょうか。

運営:
確かに大学でエクセルを使う機会ってなかなかないと思いますね。
ちなみに面接の時に、エクセル使えますかって聞かれましたか?

Eさん:
聞かれなかったけれど、入社してからエクセルとか基本的に使える前提で、いきなり議事録エクセルで作っといてって言われて、「え?」みたいな、結構大ピンチになってこっそりネットで調べながらやってました。(笑)
大学の時にレポートとかすぐワード開いちゃいがちだったけど、社会人になったらエクセル使う機会増えると思うので、練習として数式とかではなくて、もっと基本的に文字をちゃんと改行したり打ち込めるかどうかの練習しとけばよかったかなって思っていますね。

運営:
そうだったのですね!貴重なアドバイスありがとうございます。
今回のインタビューでEさんの学生時代から就活、さらには実際に仕事を始めてからの様子など、とても興味深い話を聞くことができました。
この度は、インタビュー受けてくださりありがとうございました!

5.最後に

Eさんのインタビューはこれにて終了!
前編後編の2回に分けてお送りしてきましたが、前編は主にEさんの学生時代の取り組みを深掘り、後編では課外活動に打ち込んだEさんの就活についてお伝えしてきました。

自分は特に、Eさんと人事の方との出会いや、面接の時の面接官の優しい一言がとても印象に残っています。
もし「就活とても緊張するな」って人たちの不安を、少しでも取り除くことができたらとても嬉しいです!

ありがとうございました!

執筆:Yuji Miyajima



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