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【前編】製造業界の上場企業に就職した元留学生会長による学生時代の経験の活かし方とは!?

こんにちは!タピオカ留学のCOLORです!
今回は、台湾の大学を卒業し24卒の代で製造業の上場企業に就職したEさんから貴重な話をたくさん伺うことができました!
インタビュー内容が豊富なため、2回に分けてお送りいたします。
課外活動に打ち込んでいたEさんは、その学びをどう生かしているのか!?
早速インタビューしていきましょう!!

運営:
インタビューよろしくお願いします!
まずは軽く自己紹介をお願いいたします。

Eさん:
よろしくおねがいします!
東海大学OGのEです!学科は企業管理のリーダーシップコースでした。


1.留学中に力を入れていたこと

運営:
ありがとうございます!
では早速最初の質問に入っていきたいのですが、まず「留学中に力を入れたこと」と「それがどう生かされているか」お聞きしたいです!

Eさん:
まず1つ目は 大学の中で日本人会の会長をしてたことで、2つ目が英語と中国語の資格で、3つ目はがっついた経験です!
例えば成績が悪くても、とにかく先生に頼み込んででも単位取ろうみたいながっついた経験とか、先生に助けてくださいって言う甘える力みたいなところが今評価されているし、期待されてる部分かなと今1ヶ月仕事して思っています。

・学生会長について


運営:
なるほどですね!日本人の会長として、Eさんは団体をまとめられていたと思うんですけれど、どういった経緯で会長になったのですか?

Eさん:
日本人の会長になった経緯としては1つ上の先輩や国際事務所の先生と仲良くて、それからやらないって誘われて「じゃあやります」って。そんな感じです(笑)。
それから、実は日本人会長兼全留学生の会長も兼任したのですよ。
留学生の会長については、インドネシアやマレーシア等国ごとの学生会があって、毎年どこかの会が担当しているのですが、たまたまその順番がめぐってきた感じです。

運営:
日本人の会長で日本人会をまとめつつ、同時に留学生全体をまとめるなんてすごいですね!
仕事内容に関しては、イベント運営とかを担当とかを担当する感じですか?

Eさん:
そうですね、一言でまとめると「先生方(学校側)と留学生を繋ぐこと」ですかね。
イベントを開催する時にまず先生から私に連絡があって、こういうことするんだけど~みたいな、それをそれぞれの国の会長に伝えたり等、先生側からの連絡も受け、同時に他の国の会長からも不明点や疑問点の連絡を受けたりと、板挟みな感じになりながらもとても重要なポジションをやらせてもらっていた感じがしました。

運営:
確かに、しかもどちら側の意見も正確に伝える必要があるから重要であると同時にやりがいも感じますよね!
学生のうちに会長やリーダーというポジションで仕事をした経験を通してここがすごい学びになったなとかってありますか?

Eさん:
一番は「外国人と仕事をする時の感覚」が学びになったと思っています。
日本人同士で仕事するってなると結構日本人って「いやそんなんできません」とか「時間足りません」とか言いつつ、なんだかんだみんなその言われたことを完璧にやってくるんだけど、外国の人は対照的に平気で約束サボるとかそういうことが実感としてもあったんですよね。
実例としては、イベントの時当日の朝になって「やっぱ俺行かんわ」みたいになって。
え?来るって言ったやん!みたいなそういうのもあって(笑)
それとたまたま今日会社で中国の技術交流会の会議していて、機械の使い方を教えますって時に先方の社長さんからは「悪いところはがっつり言ってください」 と言われたのですが、中国はメンツの国だから、そう要求されたものの、本当にそう言ってしまうとメンツとして中国で働いてる方がとても嫌な思いをすると思ったんですよね。
なので異文化の理解や肌感覚がやはり外国人の仕事をしたことあるからこそ分かるし、そこが評価されており、大事なところなのかなと思っています。

運営:
確かにそうですよね!外国人と仕事する機会って今後もっと増えると思うんで、異文化の理解っていうところで、将来役に立つし強みになるんじゃないかなって思いますね!

Eさん:
多分分からないんだけど、私が今営業職だから、今後通訳とかもすることになるのかなって思うんですよね。
現場には中国語しか話せないお客様もいるし、日本語しか話せない社員もいるから、その間に入って通訳するんだって。例えば、技術指導とかで、日本人技術者が「ここはダメだ!」って怒鳴っても、それを私がどう中国語に訳すかによって、お客様の受け止め方が大きく変わってくるんですよね。
だから今は、自分の言いたいことを伝えつつ、相手国の文化を理解して、正しく言葉を使えるスキルが求められているんだと思います。
会長だから偉いとか、褒められたとかじゃなくて、会長として経験したことで、外国の文化や考え方、国の特性を少しでも理解できているってことが、すごく評価されるのでは無いかと思います。

運営:
実際に、今は仕事で中国語をバリバリ使っている感じなんですか?

Eさん:
いや、まだ1ヶ月だから研修も多くて、今は中国語の資料を見ながら輸出資料を作っているだけなんだけど。でも、会議とかにも少しずつ参加させてもらっているから、将来的には中国語を使用する機会はかなり増えるのかなって考えていますね。

運営:
それはすごい楽しみですね!

Eさん: 
そうですね。でも、少し怖いところもありますね。

・語学検定について

運営:
先ほど英語と中国語の検定についてお話されていましたが、もしよろしければ、具体的にどのくらいのスコアを取得されたのか教えていただけますでしょうか?

Eさん:
私は大学2年生の時にHSK6級を取得しました。これは台湾留学生にとってみれば多くの人が勉強すれば取得できるレベルだと思います。中国語を話せるといっても、客観的にどのくらいのレベルなのかは分かりにくいですよね。でも、HSK6級を持っていると言うと、会社の人も調べてくれて、「ビジネスレベルもいけるらしいね」なんて言ってくれるんです。実際に配属された初日、自分の部長さんに「履歴書を見たよ。HSK6級って、中国語ビジネスレベルでも結構話せるんだね」って軽く言われたんです。
やっぱり、どれだけ「話せます」と言っても、信用してもらえないんですよね。やはり、客観的にレベルが分かる資格を持っているのが重要だと思うので、検定はおすすめです。
台湾にも中国語能力検定はありますが、やはり仕事で接する中国語話者の多くは大陸の方なので、簡体字に慣れておくことも重要です。私も実際に仕事をしていて、簡体字が読めなくて困ったことがありました。ということで、HSKの方が簡体字にも慣れることができ、知名度も高いので、会話能力を証明するよりもHSKを取得しておくのが良いと思います。

運営:
確かに語学力を定量的な数字で証明できるのは説得力ありますよね!

2.入社した経緯

運営:
では、次の質問に移りたいと思います。現在の職場に入社した経緯について教えていただきたいです!

・わからないからこそ自分なりに動いてみた


Eさん:
はい、もちろんです。
大学2年生の時に、急に就職活動への不安を感じ始めたんです。 将来のことを考える上で、台湾にいると情報が限られていると感じていました。日本にいたら周りの友達が始めるタイミングで自分もやらなきゃなってなるけれど、台湾にいると、そういう雰囲気も感じにくくて焦りを感じていました。
私は地元の北九州がとても大好きで、「就職するならココしかない!」と思っていたので、当時北九州にある有名な企業にとりあえずメールで問い合わせてみました。
いきなり会社にメール送るなんて、結構派手にやっていたなと今思うけれど、その時よくも悪くも就活のことあまりわかってなかったから、まずは会社に聞いてみようと思って聞いたんですよね。
実際に「秋採用があるかどうか」等も含め問い合わせてみたところ、・・・

最後に

前半はここまで!
Eさんが取った「企業にいきなりメール送信」の手段は、果たしてどのような展開に転んだのでしょうか?
インタビューしていく中で、学生時代に会長として日本人・留学生全体をまとめ上げたEさんのチャレンジするマインドに感銘を受けました。
また、留学生活で得た語学力を見える化するために、検定を取ることはとても良い手段だと思いました。
語学以外にも自分が得たスキルは就活やこれから役立つので、時間のある学生時代に資格として持っておくことが一つキーポイントになるのではないでしょうか。

後半は、企業にメール送信後のEさんの就活に対する考えの変化や、面接に対するアドバイス、さらにはEさんがもし学生時代に戻れたら取り組みたかった事等ボリュームのある内容をお届けする予定です。
次回もお楽しみに!

執筆:Yuji Miyajima


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