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相手を見下すことで保たれる大人の友情とは

先日、大変ショッキングな出来事が。

小学校の時に仲が良かった友人Tちゃんに誘われ、
(数ヶ月前に再会し食という共通趣味を通じて仲良くなる)
とある”肉会”に参加した時のこと。

社交性の塊で誰とでも仲良くなれるタイプのTちゃん。
私はもちろん彼女も初めての参加。
全部で30人くらいいるけど、全員知らない人で勝手も分からない状態。

でも、せっかく来たんだから!と肉食べるだけでなく、
そこに参加した人ともコミュニケーションを頑張って取ろうとする私。
(THE人見知りの私にとって”頑張って”が重要)

ところがどっこい、Tちゃん全く話さない。
テンションめちゃくちゃ低い。
隣に座ってるのに、返事も返ってこない。
なぜだ…
角っこの位置が気に入らないのか、具合が悪いのか、
色々尋ねてみてもダメ、いつもと明らか違う。

私はというと、別のお肉屋さんを経営されているご夫婦の奥様がお隣で
大変話が盛り上がり、途中参加で女医さんも加わって楽しんでました。
Tちゃんに話振っても返ってこないので、いつの間にか3人で談笑。

お開きになる頃には、パーソナルな話もして将来の夢を語り合うほどに。
今度はご夫婦のお店で肉会だ〜!と連絡先まで交換して解散。

Tちゃんと帰りの電車も一緒だったのだけれど、
肉会参加前とは別人か?というほど他人のふり。というか完全に無視。
次の日にしたお礼メールも既読無視。なぜ。

後日、同じテーブルにいた方から聞いた話。


簡単にいうと、『ただのTちゃんの嫉妬』だそうな。

社交性ないと思っていた私が、ちやほやされてるし話は盛り上がってるし、
とても楽しそうなのが気にくわないと。
私のことを、人見知りで何もできないと思っていたらしい。

Tちゃんがその肉会の人たちと個別に会った際、
私についてそんな話をしていたことが衝撃的で。

あぁ、今までこの子は”自分の方が上だ”と思って私に接していたのかと。

まぁ再会の仕方も、そこからの流れも色々あったけれども。
(バレンタインのチョコを渡しに一人で行けないからとお高いバーに付き合ったり、彼女の副業してる高いクラブに何度も行ったり、早朝電話で愚痴を聞いたり…ちなみにこの時私は無職で転職活動中だった)

なんだかとても悲しくなった。
知らない人に友達の悪口言って、すっきりしてたならいいけど。
それで自分の株下げてることになってるって気付いてるかしら。

いろいろ原因を考えてみた。

「凄いね、昔から頭いいもんね、羨ましい」
「私なんて全然だよ〜人見知りだし、Tちゃんは凄いよね、その行動力とか考え方とか参考になるわ!」

こうやって私が持ち上げたからかな、と。
見下される要因を作ったのは私だったのか…?

大人になってからできる友達は気をつけねばならぬ。
利害関係がないと続かないのが大人の付き合い。
全員がそうだとは言わないし、
もちろん素敵な関係性を築けることもあるとは思うけれど、
何かしら自分にメリットがないと人は動かない。

大人の社会というものは甘くない。気をつけねば。

大変励みになります。宜しくお願いします。