見出し画像

自由で在ること

大人になったことで、何倍にも何倍にも膨らんだ恐怖感。こんなに怖がる人も珍しいとコーチ。人生で3回目のスキー、ようやく自走できるかレベル。滑れなくても困ることは何一つない。

それでも滑れるようになりたいと思う気持ちを裏付けているのは、重いスキーブーツを履いた時の足枷をされて監禁された気分から、雪の上で板に乗ったときの足がふと楽になる瞬間、そのまま落下してしまえば、このまま足枷の重りが作用しないのではないかと思う誘惑、
なによりも、雪の上で身体が、自分の意思の指令通りにならないもどかしさ。

改めて知る、自分にとって大事なのは、自由であることだと。

恐怖感と苦しさをおして、努力して、手に入れたい、不自由であることからの脱却。

自由で在るという私上、最上位の価値。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?