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盤祭 Re-3rd運営記録(コロナ禍での初ボドゲイベント)

更新履歴

7/28 初版作成
7/29 細部修正(読みやすくした程度です)
   『総評とかまとめとか振り返って』に追記

はじめに

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※初って書いてますが、筆者にとって、です。

7/25(土)に5/6開催予定だった『ボードゲームフェス盤祭3rd』の振替イベントを行いました。正確には、名前だけRe-3rdとなっていて、新たに出店者を募った、というのが実際です。

今回はこの「盤祭 Re-3rd」の開催についての備忘録になります。もうちょっと書くと、「コロナ禍」でのイベント開催の備忘録となります。イベント後の反省会ツイキャスもやりましたので、(大体書いていることは同じですので)拝聴者のコメントを聞きたい人向けの配信かもしれません。それくらい配信内容については書くつもりです。
そしてそして、滅茶苦茶長くなりました。すみません。

https://twitcasting.tv/atckt/movie/630847682


盤祭 3rdの中止

イベントの開催の中止については、結構迷いました。
この辺りの変遷については、今年の2月に遡った方が分かりやすいかもしれません。

1月下旬、奈良県の交通会社関連で出た、大阪の従業員を含めた、コロナの感染ニュース。この時点でさらっと調べて、昨年12月から中国発端で出たことを知りました。
多分、この時、入院中の父親がいなければ、その後の見通しはだいぶ違うものになっていたと思います。というのも、1月末で見舞いの来院不可になったからです。理由は感染症対策で、担当者(私がよく話す方)曰く、「これは1年以上の戦いになりそう」と聞いたからです。思った以上にやばいぞ、がスタートだったのは、その後の情報集めの姿勢含めて、良かったと思います。逆にこれがなければ、開催に踏み切っていない可能性がかなり高いと思います。

2月中旬、大阪のライブハウスでクラスターが発生しました。
結構たくさんの資料を調べたと思います。どういった状況でクラスターが発生したのか、場所はどこなのか、どれくらいの規模だったのかなどなど。

周りの人たちと話すと、どこか他人事で、「ばらまいた犯人を特定した」ぐらいにしかとらえていない人ばかり。近しい友人で結構こういうのを俯瞰的に見れる人までそんな感じだったので、私も1月末の話がなければそういう感覚で見ていた可能性が高いです。
もちろん、この辺の感覚は同時期に合ったダイアモンドプリンス号の影響も大きかったと思います。

この頃かな、神戸大学の感染症の専門家の方、フォローさせてもらっているボドゲやられてるお医者さんのツイートからごりごり調べるようになります。「グリーンエリアを作る」ことの重要性がここで分かりました。

余談ですが、イベントでグリーンエリア(感染の疑いのないエリア)を作れれば結構楽しみやすいと今でも思っています。どうやって作るかが本当に難しいのですが……(ウイルス検査の機械が必要)

ここから3月への流れは皆さん体験したと思いますので、省略します。私は、大阪府から公開される患者情報をエクセルでまとめて、変化のグラフを勝手に作ってました。大阪の専門家会議でも出てきましたが、同じようなことをしている方(教授や他県の大学などなど)もいて、あの情報はすごくいいものだったんだよね、って思いました。今はデータを見るだけで何もしてませんが。

さて、1月末の段階で募集していた「盤祭3rd」について、どうするかをこの時考えました。
ゲムマ大阪、春の中止。感染の不安定さ(クラスターが起きたり、起きなかったり、唾液がメインと思われるけど、それ以外が分からないなど)もあり、中止することにしました。会場側からはOKが出ていただけに、結構悩んだ記憶があります。

一番大きな理由が、「風評被害」だったのを覚えています。というのは「対策すれば可能」と考えていたからです。これは今でも変わりませんけど。
ただ、それも含めて、今後の開催はしばらく絶望的だなと感じました。私主催の別イベントですが(もっと規模が大きいです)、「ボードゲームフリーマーケット」に至っては、今年はともかく、翌年も中止にしました。それくらい目途が立たないのです。


盤祭 Re-3rdの開催決定

6月に入って、緊急事態宣言が明けました。
ただ、イベントを開催するのは難しい、という印象は大きく持っていたと思います。対策の多さ、変更点の多さ、それよりも何よりも人が来るのかどうか、出店者も一般参加者も。

明けてからは、しばらく大阪府下のショップやカフェを回り、営業状態、見通し、お客さんの情報などを集めるようになりました。ほぼ毎週どっかに行って、店長さんやいろいろな人と話をしていた気がします。

「5月(の閑散状態は)、すごかったよ」
「御堂筋線が信じられないくらい空いてる」
「テレワークが明けない」
「会社から(イベントへ行くのは)止められている」
「今の時世でイベントはやらない方がいい」

そんな話があったりなかったり。ツイッターでもアンケートを取りました。

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約半月の差がありますが、それなりに行ってみたい人が増えてきたということもあって、できそうだ、ということになりました。

さて、今やることに意味はあるのか、いつやるのか、ということになってきます。

デメリット
・夏なので暑い(今は分かっていますが、梅雨がまだ続いているとは思わなかった)
・ウイルスの状況が分からない
・テレワークはまだ続いているし、明ける、という情報もないことから人は少ないと予想される(この時点で30%減ぐらいを予想)

メリット
・現状が分かる
・っていうか、ボドゲ業界の現状が本当によくないので、それに対する小さいながらも起爆剤の1つにはなれるかもしれない。
・今後のイベントの参考になる

説明が必要そうなのは、テレワーク周りと今のボドゲ業界周りでしょうか。共に関係するのでまとめて説明すると、「出社しないことによる環境の変化」が思った以上に大きかったことになります。
どういうことかというと、会社に行かないため、「ついでに買い物」「ついでに遊びに行く」という機会が純粋に減ります。
また、普段であることが減るために「わざわざ(ボドゲの)買い物のためだけに」街中へ出ない。コロナの感染不安がある中で、出歩かない。
そして、その不安の中、不特定多数と遊ばない。

そういった影響から、リアル店舗へ足を運ぶ人が純粋に減りました。いや、書き方が甘いですね。「劇的に」減りました。

その代わり通販への期待は高まっていて、通販の状況は(ケースバイケースですが)影響は小さく、場合によっては拡大しているそうです。

自分の思いを書き連ねると、ただでさえ長いこの投稿がさらに長くなるため、端折りますが、結論だけ言うと、「実店舗でボドゲが買いたい」自分の思いをメインに、開催を決めます。

3月にあきらめた盤祭3rdのような風評被害もある程度抑えられている、というのもありました。


募集段階

出店者数については、前回と概ね変わらず21サークル、25ブース。ブースについては、当日のレイアウトの関係上23ブースになりましたが、概ね変わらず、という感じでした。

正直、ものすごくありがたかったです。
イベントには参加者が不可欠です。それは出店者も、一般参加者も同様です。現状を鑑みて見送る人が多い状態で、これだけの数、イベントに同意していただけたのもうれしかったですね。


イベント準備

今回のメインにして、最も難しい部分です。
小分けして書いていきます。

1)コロナ対策
一般的に言われている、マスク、距離、入場制限(大阪府の指示)、手の消毒、常時換気って感じで進めてました。
イベントの前週に、別のイベント会場で勉強会のようなものがあり、そちらに参加させて頂いて、様々な点について追加で見ることができました。
特に透明なついたてで出店者と参加者の間に置くことについては、面白いアイデアが出たりもしたのですが、ボドゲでは少し難しいイメージを持ちました。

ただ、最終的な話にはなるのですが、このコロナ対策、私が集めた情報(主に論文や専門家のコメントなど。ニュースは除外)だと、特別意味のあるものとしては、マスクと唾液と滞在時間、飲食の有無(飲食はNG。蓋つきの飲み物でギリギリ?)と考えています。

ですが、この辺りを押し出すにはまだ時期が早い(認識が広まっていない)こともあり、通常の対策にとどめています。
これには1つ意味があると思っていて、「不安感を少しでも和らげる」ことに対して有効です。
イベント参加のハードルの1つに、「コロナへの不安」はかなり色濃く、参加しないことの大きな要因の1つとなっています。
それに対応している。具体的にこういうことをしている、ということを見ることができれば、大きく違う、というのは、大阪市内を回っていて感じたことの1つでした。

体温の測定については、できる可能性はあったのですが、時期が悪く、7月の猛暑を想定していたため、正しく計測できないと考え、採用しませんでした。

ちなみにコロナ関連はちょいちょい聞いたり、これどぉ?って聞かれたりしましたけれど、多分そこら辺の人には負けないぐらい調べてはいると思います。地域や傾向含めて。
例えば、A市でかたまった人数の感染者が出ました、10代です。ってなると地元の居酒屋かなって思うし、自営業者多かったら夜の街かなって思うし、地域によってバラバラなら会社員だろうなーとかね。
一応、ある程度裏を取ったりして確認したりもしますけれど。
大阪の専門家委員会の公開放送はほぼ全部見てます。(って言ってもこれだけじゃ全然足らんのだけど)

2)会場準備
今回使用した会場は、「難波神社」と言い、他に会議や結婚式などにも使用される、本当に神社の社務所の横にある会議室を使わせて頂きました。
こちらについては、中止した5月も実は開催することができ、今回のコロナの影響の出にくい、逆に言えば、主催者側が強力に対応すれば可能という施設です。
今回は、2度見学に伺わせて頂き、換気や待機列、テーブル配置を確認しています。
難波神社の方にも丁寧に対応いただき、あれができる、これをやりたいなど、当日のお願いにもご対応いただきました。ここでなんですが、改めて感謝しております。

3)広報
主にツイッター上で行いました。それ以外に、今回の開催でいろいろ相談させて頂いたショップ、カフェ様にもポスターを持っていき、掲示頂きました。ですが、いつもやっていたチラシ配りはしておりません。
当日、来られる方は減ると思っていたので、大きく広報することはせず、比較的フリークにのみ伝わることを考えて活動していました。
以前からだいぶ空気感は悪くなくなってきているのですが、それでもまだ抵抗感は大きいと感じていたためです。

しかし、それでは全く意味がないってことに気づきました。
対コロナの対策のサンプル、会場側のサンプル、運営側のサンプル自体を広報した方が、後につながると考えました。特に自分に関係あるところでやってくれた方が聞きやすいし、想像しやすいと思います。今後のイベントの受け入れ態勢にもつながるし。
それに、出店側へのみアナウンスするより、ツイッターとか使って全体的にばらまいた方が他のイベント(私主催以外のイベント)でも使えたりするやん、ってことで積極的にやるようにしました。といってもしれてますけど。
やれたことも、お釣りの受け渡しのみでしたけれど、多少は意味はあったのかなと思っています。


開催前、その他のこと

今回はほんと雨よね。
梅雨がここまで伸びるとは…… っていう誤算はありました。大阪の天気予報がほんと当たらない状態で(それくらい天気が変わりやすい。1日に晴れ、曇り、雨が全部あることが多い)、前日までアナウンスを引っ張りました。
やった対応としてはほぼ思い付き、でもそういうのには参加したことのある「整理券」方式にしました。
実際のところ、雨+コロナで必要かどうかわからないところもあったけれど、別の効果も確認出来て、「中にいる人のカウント」が思った以上に楽でした。これ、ちゃんと整備したら、入場制限に生かせそう。そして、もうちょっと楽はできそう。
雨は仕方ないけど、暑いよりはいいかー、ってことで、気持ちは前向きでしたね。

他のイベントも結構見ました。
特に前々週に行われたコミックシティ。私は20年ほどコミックシティに行ったり、行かなかったりっていう感じなのですが、あれほど衝撃的なシティは久しぶりでした。いや、全体だと初めてかな。
脅迫事件や地震の影響っていうショッキングなことがありましたから、今回はそれと肩を並べるぐらいショッキングでしたね。
後で、様々なところで(一部二次ソースですが)話を聞けて、その様相も見えてきたのがすごくリアルでしたね。おかげで構えることもできたのですけれど。※この辺りは各自調べてみてください。

開催当日

長いけど、書ききっちゃいましょ。
当日の雨は降ったり止んだり。結果としては、開場後、1時間ほどで本降りになって、30分ほどしたら小雨になって、降ったり止んだり。16時ごろ以降は止みましたね。
そんな中、出店頂いた方々、参加いただいた方々には感謝しかありません。また1週間前にお手伝いをお願いしたいかさんにも感謝を。ブースをほぼ放りっぱなし切り盛りしていただきありがとうございました。ブースの設営すらままならなかった…… この辺は私の見通しがめちゃ甘かったですね。今回の運営は大変だった……

さてさて、運営のお話。
雨予報(っていうか実際降ってる)こともあって、列ができるような状況にはならなかったです。これはサンプルが上手く取れなかった部分もありますが、今後はおそらく整理券方式でやると思うので、そのサンプルにはなりましたね。

人は三々五々という感じでしたけれど、正直これだけのゲームファンがいてくれてありがたいなと、常時思ってました。
何人かの一般参加者の方、(面識ある方、無い方両方)にも声を掛けさせていただいて、イベントではなく、周りのボドゲ事情なんかをお聞きさせて頂きました。突然の振りに答えて頂き、ありがとうございました。

出店者側は慣れている方も多く、(正直ほぼ何もしていませんが)うまく設営、販売までして頂けたようです。
ただ、私の準備ミスで、2階への導線をうまく組めなかったところに問題があったと思っています。もし同じ会場を再度使用する場合はその辺りのフォローはしっかりさせて頂ければと思います。(1Fと値段を変えるなども検討します)

会場の様子については、コロナ禍であっても、以前のイベントと大差ないように感じました。マスクをしていることもあり、聞き取りにくいなどはありましたが、テーブルに広げられたゲームの紹介を受け、それを実際見て聞く、人によっては実際触ったり、触らない代わりにブースの人に手に取って見せてもらったりとそれぞれでの対応が見て取れました。
そういう意味で、非常に規模の小さい点ですが、「ブースでの案内」については現状であっても問題なさそうに感じました。

これは会場の問題でもあるんだけれど、心斎橋という立地から駐車場代が高いのがちょっと問題でしたね。
会場費を上げて午前中からがっつり試遊ありでやれば郵送などのリクエストにもこたえることができるので、今後次第かなぁ。

大阪コロナ追跡システム(QRコード)については、ほぼすべての方に利用いただけたのではないかと思います。
今回の件で、何かしら発生すれば登録したメールアドレスに連絡が大阪府から行きますし、私は何もしなくていい感じで、運営にとっては結構楽になりました。
もしパンフレットなど作ることがあれば、そこにQRコードをいれていけばいいし…… そして書いてて気づいた。
整理券に印刷しとけばええやんけ!(ばたり<興奮すると大阪弁が出るタイプ
次回に生かしたいと思います。いや、QRコードを取る場所が結構混雑の原因になっていたので……

一緒に置いておいたQRコード取れない人向けのノートも結構記載いただきました。ほぼ周りに注意点や使用方法の記載なく置いておいたので、とりあえず書いておこうという感じだったかもしれませんけれど、この辺もうまくやらないとですね。

手の除菌については、置いておき、使いたい人が勝手に使う、スーパーマーケットのような感じにしました。人が多くなかったこともありますが、1つで何かしら声も聞いていないのできっと大丈夫じゃないかな。これで。
ちなみにサイズは500mlサイズの霧吹きのようなタイプで10%ぐらいの減りでした。まだまだ残ってます。


入場制限については、結構衝撃的でしたね。
というのは、出店者が見た感想が「ガラガラ」と言われる人数が、国が出している最適人数で、もし待機列があれば、ガラガラなのに外に待っている人がいる、という状況だったので、この辺りは少し考える必要があるかもしれません。
部屋ごとにレイアウトを見るか、列の出来るところは別の計算下に置くか。
いずれにせよ、現状のルールをそのまま適用するのは難しいと感じました。実際の人数ではなく、その部屋内で見た限りでの人と人の距離、具体的に言うと込み具合を参考にできないものか、と感じました。

撤収

今回は郵送などはなく、そのままの撤収だったため、何かあった、というこてはありませんでした。
参加人数もかなり少なく、早めの撤収のところもありました。もちろん許可しています。

総評とかまとめとか振り返って

すごく長くなりましたね。すみません。また少しずつ書き足すかもしれません。
ひとまず、第一の目標、「コロナ禍でのイベントを体験してみる」というのは成功しました。感じるところ、見えるところ、改善するところは多く見えました。それだけでもやった意味はあったかなと思いました。

・運営の人数が必要
コロナ禍でこれまでやっていなかったことをやる必要が出てきました。それも一気にたくさん。
まだ初期の段階ですので、決定稿のような流れにはなりませんが、これまで1人でもなんとかなっていた盤祭のような小さいイベントでも2人、できれば3人は欲しいと感じました。
今回は極端に参加者数が少なかったため、それでも何とかなりましたが、通常通りなら結構難しい面が多々出たかもしれません。
その原因は、「やることがルーチン化しておらず、やることすらすべて決定事項ではない」ためですね。今回のイベントである程度見えたので、もう少し手順化できそうな気がしています。

・参加人数の激減
ざっくりで書いてしまうと、60%減程度でした。出店者の方には非常に申し訳ないことになったなと感じています。
これはイベントとしては小さい、そしてニッチ度の高いイベントだったため、というのはぬぐい切れません。雨も降っていましたし。
でも、多方で話を聞く限り、ショップやカフェの利用者もかなり減っており、さらに私が行っている、ある意味常連が来ることの多いオープンのボードゲーム会であっても参加人数が半減しており、ある程度の縮小を覚悟しなくてはなりません。
これまでの規模をベースにしているイベントは、一旦それよりも少ない人数でのイベントをベースに考え直す必要はあるのかもしれません。
盤祭については、中身がニッチ+試遊がメインのイベントですので、それを考えると、次は試遊を開放して試してみる、ということを考えています。

・列形成が難しい
フィジカルディスタンスの話、3密の話もあり、なかなか難しい問題となります。時差入場でも、その入場時間前に来る人(特に遠方の方の都合が合わせにくい)への対応人数を考えると、運営スタッフが何人いても足りないのでは? と感じてしまいます。
整理番号についても、待っている間、行くところがなく、付近に待機する、というのはありますが、待機列よりはフレキシブルに動けるのかな、と感じてはいます。
いずれにせよ、待機列を作るのは難しいように感じました。
整理番号についても、いつから配布するのか、その際はどのような手順で行うのか、というのも問題が出ています。すべて一気に解決するのは難しいですね。

・試遊については一部寛容
これは完全に人による、としか書けませんが、人によっては試遊へのインスト、試遊自体がOKと考える人もそれなりにいることが分かりました。
今回のようなイベントに参加すること自体、それらへの対応をしっかり考えていらっしゃる方もいました。
極端な話、クラスターにならなければいい、(ある意味1対1の感染については寛容)という考え方でやればいいのかな、とも考えています。これが正解なのかどうかは分かりませんが、今回のコロナについては、その辺りが難しすぎて、対応は不可能、と結論付けています。
※感染の症状が出る2日前から感染させてしまうため、その時期の感染はほぼ防ぎようがないため。

・ゲームが欲しいかどうか
これは見ている限り、ほしい人が今も多い、と考えてよさそうな感じを受けました。ただ、現状を受けて遊べなくなっている人たちの興味が年を明けてどんな状態か、というのはまだ未知数のため、その辺り次第かなとは思いますが…… 通販は売れているのでそれ自体は大丈夫とは思っているけれど、わざわざイベントまで来て買うか、と言われれば、それこそこれまでフリークの楽しみ方をしている人の方が多いのかも、とか感じてしまいますね。
今はいけるエンタメが少ないから興味を持ってもらっている、っていう可能性も少なからずあると思いますし。

・熱がある人が来た場合、どうするか
今回は行っていませんが、体温測定をチェックに入れた場合、「熱があることが分かった人がいた」場合、どうするか、というのは考えなければなりません。
例えば、3人グループで来て、1人が37.5度でした、となった場合、入場を認めるわけにはいかなくなってしまいます。
その1人がすぐに帰ることになるのか、3人とも帰るのか、1人だけ入場できない場合は、その人が周囲で待つこともあり得ます。
どうすればいいのか、どうしてもらいたいのか、その辺りをしっかり考える必要があります。
これはもちろん、顔色が悪い人についても同じです。
入場をお断りする場合の手順、流れの構築は次までに必須かなと感じています。

・時間制にした場合、出店者の途中退去は可能か?
今回は行っておらず、次回も行わない予定ですが、出店者が途中で帰ることを許容するかどうか、という点です。
現状の方式だと問題はないのですが、例えば、時間制での入場分割を行った場合、後半ではブースに空きが目立つことも考えられます。
現状すべて無料だから許されていますが、これが有料イベントであった場合、それが許されるのか、逆に出店者に考えてほしいことは何なのか、そういったことも考える必要があるように感じました。
いずれにせよ、制限や変更をいれれば入れるほど、追加で考えなければならないことは徐々に増えていきますね。


ひとまず、7/28時点で、盤祭をやった感想としてはこんな感じです。
以下、余談です。

これはこれから行うすべての運営の方に行っておきたいのだけれど、これまでの倍程度はメンタルが削られますね。ほんと。
あれやこれや気にしないといけない。人が来るかどうか、これまで以上に厳しくなっているため、そのため落ち着かない。
そして、開催後1週間程度(最大2週間)は感染の有無について注意しないといけず、さらにそれは参加者の数に比例する。
そして、開催についても、その時の頃なのはやり具合によって、会場側からのキャンセルの申し出が出て、開催できなくなったりする。もちろん、その後の処理も入る。
こうした、これまでになかった大きなリスクを背負いながらのイベント開催となるため、疲れ方がかなり大きくなります。具体的に私の場合は2日ほどなかなか体が動きませんでした。もちろん、まだクラスターが発生したかどうかは分からない期間でもあったりするわけですが。

どこかのツイッターで見ましたが、気が持たない、いや、ほんとそんな感じを受けます。
そして落ち着くことはおそらくなく、治療薬やワクチンが出てくるのみ、という状況がこれからも続くでしょう。それでインフルエンザと同じように扱ってもらえるようになるといいのですが……(絶対初期は治療薬やワクチンは高額にもなるし、クラスターの扱いも今後変わるでしょうし……

中々難しい話ばかりを書きましたが、これらのイベントで助かっている人もいることも事実です。やれることをやる、もちろんこれにはいろいろな意味を込めますが、継続できるよう、頑張っていってくれればいいなと思います。お疲れさまでした。

※すべて無料で読めますが、もし役立ってジュースでもおごってやろう、って方がいらっしゃいましたら、購入することも可能です。一発書きに近いのですが、そんな気分の方がいらっしゃれば。

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