ここが、すでに、(戦争、晩夏、放課後。)
リリース当時の8年前には、うっすらとした敵対心を持って一回流し聞きして頭から締め出したような曲を、今となっては無限に再生するようになってしまったことが、終わりなき日常の一環として悲しい。
NIKKEには各キャラクターとの面談システムがあり、二択で好感度の上がる選択肢とあまり上がらない選択肢があるという訳なのだが、最近までこれが一番といっていいほど苦行だった。(現在はスキップの実装によりかなりのストレスが軽減した。)相手の世界観を壊さないを免罪符に一貫性のない八方美人を強いられ、興味のない話題、ろくでもない愚痴や最悪悪口、間違った選択肢を選べばそれなりにきつい態度や愛想笑いが帰ってきて、相手のノリに合わせてみればマジレスで不審な目で見られたりもする。当然多少の罪悪感もあるし、NIKKEのキャラクターにうっすら嫌悪感を抱く原因の8割がこれだし、クソ女共のご機嫌取りはもう嫌ですにほぼ確でなる(ポリは天使なので除く)。二次元なのに……。ニヒリスターだけは好きでわざわざ必要もないのに毎日面談しに行っているが、他のキャラクター相手より不正解率が明らかに高く、憧れは理解から最も遠い感情だよっていうのは本当なのだろうと思った。ただ、ニヒリスター相手に答えを間違える時は、ただ自分の浅ましさを痛感して申し訳なくなるだけで、不快感を感じることは何故か無い。
呪術廻戦の話はしないと書いたけど、どうせ結局この一カ月ほとんど呪術のことを考えていたし、最早何見ても呪術に結び付けるような状態だからもういいんだということにする。脹相の最期が良すぎたし……。
とりあえず乙骨君はこの世界の主人公は君ではないということを理解して、早急に死んでこの漫画から退場してください。跡形もなく。
最強なのに結局何者にもなれなくて、別に何か悪い事をした訳でもないそれなりに善い奴なのに結局は過去にしか救いがなくなる糞みたいな五条の人生を見たら、いくら恵まれたスペック持ってても所詮人間って大差ないんだなと思って親しみともいえない寂しさを感じさせてくれるのがなんか良かった。
星漿体も守れなかったし、親友には突き放されるし、旧い知り合いも教え子も死んでいくし、10年来の夢も叶わなくて結局自分で壊すことになったし、最強ですらなかったし、頑張って闘って死んでも悼まれる暇もなく、死体を領得され尊厳を冒涜されるけど、
だから凡夫のことを人生一楽しくて満たされたようないい表情で純粋に賞賛してくれて承認欲求を満たしてくれるすっくんって『『『優しい』』』んだよね。本当に。
今月はホーリーランドは一巻しか進められませんでしたが、神代ユウの闇堕ち描写もポエムも良すぎて厨二心でキャプチャが止まりませんでした。呪術廻戦で荒んだ精神が洗われる。
『生への意志か……』『ああ』
『その大半は薄汚れているよ。』
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