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散文的な…

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食・農・プライベートごちゃまぜの気まぐれ不定期な散文的なブログです。ご興味ある方はぜひ。
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2016年5月の記事一覧

ポルコ・ロッソもグランピング

「紅の豚」を観てからというもの、ずっとあの飛行艇のボディーラインに憧れていた。女性的なラインというか、なんかパッションに訴えるものがあって、グッと惹きつけられる。 僕が新しい車にアルファロメオ・ジュリエッタを選んだのは、まさにポルコ・ロッソの飛行艇と同じチカラを持つボディーラインだったからだ。 ポルコ・ロッソリスペクトからスタートしているから、彼の飛行艇と同じく、新車ではなくどこかで眠っている中古車を探した。新しいエコカーを購入するよりも誰かのお古を大事に受け継いだ方がよ

導かれてシンプルライフ。

今から20年くらい前、鉄腕DASHという番組の企画でTOKIOの長瀬が自転車で一宮御坂から八王子までの100kmを約6時間で走った。それを見た翌年に、1日6時間で100kmを目安に、僕は八王子から飛騨(たまたま飛騨に縁があったので)まで3日かけてマウンテンバイクツーリングを決行。8つの峠を越えること350km。初めてのロングツーリングにケツの皮が擦りむけたけど、無事に走破できた。 翌年に山仕事がしたくて飛騨に移住。 初の山仕事はハードだったが、充実感は半端なかった。何より、

グランピング効果はあります。

その昔(実に18年前)、まだ僕がアウトドアメーカーで働いていた頃に当時の彼女(今の奥さん)と一緒に行ったキャンプ場が女子的に見て奇跡的に汚かった事から、我が家では夫婦揃ってキャンプに行くなんて事はなかったし、これからもないと思っていた。 そんな僕の奥さんから、キャンプの提案があったのはひと月半ほど前のコト。 さすがに面喰らったけれど、調べてみるとグランピングだと言う。 グランピング=グラマラス・キャンピング ちょっと豪華なキャンプで、しかも今回のプランは手ブラキャンプ。

ツンツンおばさんの話。

世の中が大まかに接客する側とされる側に分けられるとしたら、それぞれに感じる印象の記憶は、圧倒的に後者の方が多い。 という前提でツンツンおばさんの話をする。 僕がある日国道の交差点近くにあるレストランで遭遇したツンツンおばさん。ツンツンのツンはツンデレのツンである。つまりは、ちょっとスカした感じでツンツンした接客をするおばさんがいたのである。 彼女は終始ツンツンしていて、僕がオムライスを3回スプーンで口に運ぶ頃には、僕の中の審査員満場一致でツンツンおばさんの称号を与える事とな