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グランピング効果はあります。

その昔(実に18年前)、まだ僕がアウトドアメーカーで働いていた頃に当時の彼女(今の奥さん)と一緒に行ったキャンプ場が女子的に見て奇跡的に汚かった事から、我が家では夫婦揃ってキャンプに行くなんて事はなかったし、これからもないと思っていた。

そんな僕の奥さんから、キャンプの提案があったのはひと月半ほど前のコト。

さすがに面喰らったけれど、調べてみるとグランピングだと言う。
グランピング=グラマラス・キャンピング
ちょっと豪華なキャンプで、しかも今回のプランは手ブラキャンプ。

「キャンプとはアンダースペックであるべき」という僕のスタンスとは180度違うキャンプがいかがなものか?と思いながら、実際にやってみると、これがなかなかどうして、最高に楽しい。
むしろ今の自分にはこのくらいがちょうど良いのかも…と思える。別に若い頃のようにサバイバル感を求めているわけでもないし、日常の豊かさを感じる為の非日常だとしたら、こんなラグジュアリーな体験があってもいいじゃないか。となぜか自分に言い訳してみる。

今回の夕飯は「らくらくプラン」で肉と野菜、パンとマシュマロなどがセットで付いてくる。それに海老とウィンナー、チーズ、サラダを買い足し、ワインはこの日のために買っておいたモノを持参したから、かなり豪華。

夕暮れがラグジュアリー感を増して、満腹とワインに酩酊してから見上げる星空は幻想的。ちなみにこのキャンプ場の名前は「森と星空のキャンプヴィレッジ」まさにその名のとおりである。

星がよく見える頃にキャンプ場スタッフが天体望遠鏡を担ぎながらガイドを始める。

コレがなかなか良い。僕も昔キャンプ場の支配人をしていたけれど、その対応に感服。このくらいやれていればなぁ〜なんて反省してみる。

翌朝は5時に起きて、コーヒー豆をゴリゴリ、パーコレーターでゴポゴポ。

そうそう、この瞬間がたまらない。

なんて満足の帰り道、奥さんから次のキャンプ提案が…。

少しずつ揃えて、近場でグランピングをたのしもう!と言うのである。コレはもう奇跡としか言いようがない!
さすがに飛騨高山から栃木県茂木の6時間は辛いしね。グランピング用のモノポールテント度から揃えていけば、かなり格安で豪華になる。

こういうのをグランピング効果というのか!

というわけで、みなさん、グランピング、楽しいですよ。
人それぞれ、効果は違うと思いますが、グランピング効果はあります!

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