「炭都と野球の物語」で考える。

たびたび登場します、法政大学院の増淵敏之教授が、空知の宝「プレス空知」という新聞に標題の連載をしてくださっております。空知といえば、かつては炭鉱で栄え、そして時代とともに衰退した、という歴史を持つ地域。北海道空知地方。銀魂の作者、空知さんのご出身も空知ですね。いやそれはさておき、炭鉱の歴史なくして空知は語れない、逆も真なり、と言っても過言ではなく、「炭鉄港」が日本遺産に選定されたことからも、空知の持つストーリーと日本の歴史の関わりを紐解くことの重要性がわかるというものです。それを、野球という日本の魂とも言えるスポーツの視点で物語を紡ぐ、という連載。

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今回の記事の中で、炭鉱事故や閉山後、高校野球が地域にもたらした元気と勇気(私が言うと簡単に聞こえてしまうけど、こんな軽くないです。ハイ)について言及されていますが、これで思い出したのが2011年のなでしこジャパン。いや、これはサッカーですけど、澤キャプテン率いる女子サッカーチームが数々の強豪国を力と技と気持ちで倒していく姿に涙した方も多いと思います。社会的な困難にスポーツという、圧倒的に清く美しいエネルギーで新たな道を探る。そしてスポーツの持つコミュニティ力でさらに結束を強めていく。今、私たちが直面している困難な社会へのヒントがあるような気がしてなりません。

地域の歴史から今、未来への道を考える。「メモの魔力」の前田裕二さんも書いていました、「時代に取り残されない人材になるには個が大事、そのためにはまず自己分析。」この地域が時代の遺物とならないためには、個に特化していく、そのための歴史研究・・・ということかなと。

これっと臨時号絶賛編集中です。地域の歴史に関して感じたことはまたそちらの記述にて。

では楽しい一日をお過ごしください。


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