みうらかじつさんをお招きして
season1
ep4 みうらかじつ編
part1(導入~作品)
https://ja.twitcasting.tv/bungoku_was/movie/687302802
part2(作品~まとめ)
https://ja.twitcasting.tv/bungoku_was/movie/687326280
雑感
みうらさんの作品、と言って仕舞うが、それは多分インタビューの凄く失敗したなという後悔があるからだと思っている。それは放送の進行が失敗したというのが原因なのもあるかもしれないが、俺はみうらさんの作品についてみうらさんから色々な事が聞きたかったなと今でも思っている。というか個の雑感を書いている最中に、なんだか物悲しくなってきたから、なんかしょうもないな。
なぜかというと、作品を読んであてられてしまったからだ。読んで黙ってしまう作品というのは、井上さんの放送の時もそうだったなと思う。何も言えない。言えないくらいの体験を面と向かってしたという事だと言える。赤い川のけしうあらずの三浦さんの声を未だに覚えているし、しばらくは忘れないだろう。10年後どうなっているのかは知らない。
書かれている言葉がまっすぐに淡々と書かれているなという感じなのか、それとも自分との距離の近さを感じたのか、遠さを感じたのか分からないが、単純に読んでいて、感想を言えなかったし、細かく読む気が起きなかった。細かく読む事で、その時に感じた感情を簡単に言葉にしたくない時、俺は黙ってしまう。黙ってしまう口を切り裂いて、それでも耳を傾けて聞くという行為の愚かさと面と向かって話す事。それは僕なりには泣かないという言葉に集約されるのだけれども、話を聞いていて俺は黙ってしまったし、だからこそ、もっと黙るくらいに色々と作品にまつわる話を聞きたかったなという後悔と、俺はもっと人の作品を読むべきだし、もっと学ぶべきだし、それをもって言葉にする事の愚かさや、自分の愚かさをもっと自覚し、謙虚にあるいは実直に向き合ったり、向き合わなかったりしようと思った。
後悔は先に立たないし、後悔は残り続けるし、忘れてしまうかもしれないが、今度話す時は最初期の作品からがっつり語って欲しいなとか思っちゃったな。
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