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【ROOTS-名古屋サロン】Vol.3 東京に、名古屋を感じるコミュニティサロン、作りました。

前回、前々回のnoteでは、ROOTS-名古屋サロンができるまでと、
記念すべき第1回目の開催、そこからの盛り上がりについて記しました。

このテーマでは最後となる今回のnoteは、名古屋市の担当者が持ち込む課題と、変わってきたサロンの内容、今後のROOTS-名古屋サロンについて記していきます。

最近のROOTS-名古屋サロンは、名古屋市の本庁職員(普段は名古屋市役所に職員)が自身の部署が抱える課題をプレゼンし、そこに対して参加者が様々な意見を出し合いディスカッションするというものです。
以下は、実際に名古屋市職員から出た内容の一部です。

スタートアップ


名古屋市はスタートアップの創出や育成に力を入れています。
そのための施設を積極的に増やしているが、そもそもイノベーションを生み出すために必要なことや、首都圏にあって名古屋にないもの、首都圏に立地しているスタートアップ企業などが名古屋に進出するために名古屋に求められていることなどをディスカッションしています。

新たな路面交通システム


名古屋市では、中心部に来る来訪者に街を楽しんでもらえるツールとして、新たな路面交通システムのSRT(Smart Roadway Transit)を、名古屋駅から栄の広小路通を東西に走る運行を計画しています。まだ計画段階ということもあり、今後の情報発信の方法を検討、付加価値を作っていく作業、SRTを運行することによる地域活性化(賑わい)の測定などをディスカッションしています。

人口構造の変化に対応する次世代交通


名古屋市は公共交通のカバー圏域が駅勢圏800m、バス勢圏500mを基準に整備されているが、少子高齢化などの人口構造の変化や新型コロナウィルス感染症で利用者が減ってきている状況にあります。そこで、MaaSアプリやオンデマンド交通など新たな移動手段を導入していくために現状の把握をしていきたいが、地域特性や活用するデータの選定、予約システムのUXや決済などが課題となっており、ディスカッションに参加しています。

他にも、東山動植物園の来場者数や、名古屋市東京事務所ならではの課題など多岐にわたります。

サロン内容の変化


以前のROOTS-名古屋サロンは、こちらでテーマを設定し、ディスカッションをしながら、課題を見つけていく作業が必要でしたが、現在は名古屋市職員の方が課題を持ってくるスタイルに変更されており、時間の大半が課題解決のためのディスカッションになっていることは素晴らしいことだと感じています。

ROOTS-名古屋サロン、今後の展望


課題がたくさん出てくる中で、現在もやっていることはディスカッションです。ディスカッションにしているのは、課題に対して参加者が気軽に意見できるようにしているためで、この活動は形を変えても続けていきたいです。
一方で、現在ある課題、今後出てくる課題については、ROOTS-名古屋サロンとして課題を解決していきたいと考えています。皆さんからの意見も参考にしながら、課題をプロジェクト化し、解決していこうと考えています。

最後に。。。


ROOTS-名古屋サロンは継続的に実施してまいります。今後も名古屋にゆかりのある方々のご参加をお待ちしております。
また、noteを読んでいただいた皆さんからのコメントやご意見などもお待ちしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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