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住む前だとわからない。マンションのトラブル事例

こんにちは、広報のおかです。

家を買う前には、多くの人が、室内の状況や設備、治安や周囲の環境まで念入りに調べると思います。それでも想定外のトラブルは起こるものです。今回は、住む前には気づきにくい、マンショントラブルの実例を紹介します。内覧をするときの参考にしたり、不動産会社に確認するなどしてみてください。

上の階の足音がうるさい

マンションで最も頻繁に起こるトラブルが、上の階の住人の騒音問題です。子供がいる家庭では走ったり跳ねたり、ものを落としたり、日常的に物音が発生するのはどうしても避けられません。それでいて自分たちが思う以上に、下の階に響くことが多いのです。上の階に子供がいないということを事前に確認しておいても、引っ越しなどで住人が変わる可能性もあります。対策がしづらい部分ではあります。

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ディスポーザーの排気口から悪臭が入る

マンション住人からの提訴で大きな問題となった事例の一つに、「生ゴミ処理用のディスポーザーの排気口が設置されており、そこから生ゴミ処理をした後の悪臭が部屋に入り込む。」と言うものがありました。ディスポーザーは大変便利ですが、キッチンに悪臭がこもりやすいという声も聞かれます。内覧をしただけではわかりませんし、新築マンションではまず気づきません。中古マンションの場合は、住人や、不動産会社にそういった声がないか確認しましょう。


タワーマンションを買ったのに部屋の前にマンションが建った

「高層階の眺望を楽しみたいからタワーマンションを買ったのに、目の前に同じような高さのマンションが建ってしまった。」なんて悲劇が起こらないよう、周辺に近々建設計画がないか確認しましょう。もうマンションが建つ場所のないエリアを選べば、後からマンションが建つという可能性を減らすことができます。


ペットの鳴き声や臭い

ペット可の物件でも、ペットが苦手な人はエレベーターで一緒になるだけで嫌がることもあります。臭いがつく、鳴き声がうるさい。共有スペースに毛が残っていて動物アレルギーの人から苦情がくることも。ペットのトラブルは管理組合の話し合いで解決するしかありませんが、こういったトラブルを避けたいのであれば、最初からペット飼育不可の物件を選んだほうが良いです。

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リフォームができない

古いマンションの場合、「分譲時敷いてあったカーペットを、フローリングに変更できなかった」なんてことがあります。管理規約や重要事項調査などで事前に調べられるので、リフォーム前提で購入を検討する場合は不動産会社に確認しましょう。


いかがでしたか。事前に不動産会社が教えてくれれば回避できるトラブルもあるのですが、担当者により対応は様々です。気になることがあれば、逐一確認しましょう。また、新築よりも中古マンションを選ぶというのも一つの手。実際に住んでいる人の生の声を聞くことで、安心感につながり購入に至る方もいます。遠慮せずに売主に聞いてみましょう。

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