漢方における心の病の起きかた

・必要な【血】が不足している
・体にとって不要な【痰湿(たんしつ)】や【湿熱(しつねつ)】がある

漢方では、上記のような状態のときに心の病が起こると考えられています。

「血」とは、気持ちを安定させるものと考えます。心の「栄養」というイメージです。

また、「痰湿」とは体に溜まった「不要なもの」。
これは心や体の「だるい」「おもい」を感じさせる最大の原因です。

さらに、この不要なものは熱をもち、炎症を起こし、感情的には興奮を起こし「湿熱」というものに変化していきます。

そして漢方では、人の体質は胃腸の状態の良し悪しに左右されると考えられています。

つまり、心と体の健康はすべて胃腸の状態によって差が出ると考えられているのです。

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