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恐怖!!!オープン・エンドな課題にウォーターフォールで挑んだら

こんにちは。Co-Liftのミドリです。


さて、前回・前々回とちょっとアジャイルやらウォーターフォールやら、なんちゃらかんちゃらでコンテンツが長くなりすぎてしまったので、今回はあっさりとさらっと読める回にしたいと思います。

今回もアジャイルとウォーターフォールについての話ではあるのですが、少し分かりやすくするために、育児に例えたいと思います。趣向を変えて、劇画調でお送りします。


前回・前々回はこちら


Co-Liftプレゼンツ
『戦慄!育児にウォーターフォールで挑む夫』

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登場人物はこちら。サトミとヒロシ、ともに30代前半。絵に描いたような美男美女の夫婦です。2歳の女の子がいます。共働きで都内のマンションに住んでいることにしましょう。

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夫ヒロシは、良く言うと「非常に計画性の高い人物」、悪く言うと「融通の効かない人間」。家族旅行にも『旅行のしおり』を作っちゃうレベル。決めたことはきっちりとこなす。

妻サトミは、竹を割ったような性格。「不確実性の高いことに関しては、綿密に計画しても仕方ない」と割り切っているため、たびたびヒロシと意見が対立する。


娘ちゃんの将来について

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秒速で駆け抜ける心の声。

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追い討ち。

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ゼンブ イマ キメマスノン?

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恐ろしいですね。ただただ恐ろしいです。

レール敷かれまくった娘ちゃんの将来が心配です。


子育てや家事は「オープン・エンド」=終わりのない課題

子育てや家事に終わりはないですよね。一つ片付けたらまた一つ課題が出てくるし、予定通りに行かないことも沢山。

Co-Liftでは、そのような終わりのない課題を「オープン・エンド」と呼んでいますが、これにウォーターフォール型(要件をきっちり決める→対処する→要件を満たしたら終わり)のアプローチをすると、こんな風に家庭内に戦慄が走ります。

今回のケースで言うと、娘が一流企業に就職することがゴールとなっており、それに合わせてマイルストーンを決め、タスクを決めていきました。(このゴールが正しいかどうかは分かりませんが)

家庭で考えると、オープン・エンドな課題(ゴールなき課題)にウォーターフォール(初めに要件をきっちり決めて取り組む手法)で挑むことが、いかに不自然なことかはお分かりいただけたかと思います。


では、これを会社で考えたらどうなるでしょう。


「新規事業だから顧客の反応はどうなるか分からないが、予算を取りにいかなくてはならないから開発の見積もりを作って欲しい」

「どのくらいユーザーが獲得できるかはやってみないと分からないが、機能は盛り盛りフルスペックにしたい」

など、課題はオープン・エンドなのに、ウォーターフォールでのアプローチを取っていることはありませんか?


もしくは


逆に、課題はクローズド・エンドなのに、アジャイルでのアプローチをとっていることはありませんか?

すべての課題をアジャイルでやることが正解ではありません。

例えば、結婚式はウォーターフォールでやった方が上手くいきます。

アジャイルはチームで課題に挑む

アジャイルでは、チームで課題に挑みます。今回の家庭内の例で言うと、妻と夫はチームです。そして、そのチームで家事育児に挑むのです。正解はありません。

当事者である子供や、親兄弟、学校の先生など、ステークホルダーの意見や取り巻く環境などを参考にしながら、日々を紡いでいくことになります。

今晩の献立といった小さな決定から、進学先のような大きな決断まで、毎日毎日試行錯誤の繰り返しです。


新規デジタル・プロダクト開発も同様で、BizとDevはチームとなり、同じ課題に挑みます。マイルストーンはありますが、明確なゴールはありません。

Co-Liftでは、お客様からお仕事の引き合いをいただいた際は、必ずこの課題の質適したアプローチ方法をお客様と一緒に考えるようにしています。きちんと向き合って考え抜いた方が、お客様にとっても良いと考えるからです。

アジャイルなアプローチに慣れていないお客様でも、もちろん大丈夫です。お客様に合わせたチームを組成し、お客様の組織内にアジャイルなやり方が浸透するまで、きっちりとご支援いたします。(なんなら、採用までご支援することもあります)

最後は宣伝ぽくなってしまいましたが、本日もお読みいただきましてありがとうございました!

最後の宣伝部分はさておき、少しでも面白かったと思っていただけましたら「スキ」していただけますと幸いです!!

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