祈りの国、日本。をTwitterで実感したある日の出来事

迷子のインコくんとの出会い

先日、娘の幼稚園のお友達と一緒に公園で水遊びをした帰り道に、公園内をトコトコと歩くセキセイインコくんと遭遇しました。

ん？一人でお散歩中…？

近づくとこちらに寄ってきて…

娘の肩に飛び乗ろうとしたので、私が慌てて指を出すとちょこんとその上にとまりました。

なんて人懐っこいの〜❤️

お腹が空いてそうだったので、娘のおやつ用に持っていた手作りクッキーを細かく砕いて与えつつ、近くの交番に届け出をしました。

その交番に、たまたまインコの里親になったことのあるお巡りさんがいて下さって、色々と教えて下さったのがありがたかったです。

"あー、この子はオスだね〜。鼻のところが青いでしょう？"
"この子、ものすごく人懐っこいね、ほら、この耳の後ろを撫でると喜ぶんだよ。"などと言われて、動物がちょっと苦手な娘もいつの間にかインコをなでなで…
うーん、このまま連れて帰ってしまいたい、と思うくらいチャーミングなインコくんでした。

"飼い主が現れなかった場合に、引き取れますか？"と聞かれて、一瞬迷ったものの、いや、うちは社宅なので無理なんです、と権利放棄にチェック。
それでも彼の行末は気になるなぁと思いつつ、お願いしますと交番に預け、後ろ髪ひかれながら帰宅しました。

久しぶりのツイート

夜になって、ネットで迷子鳥の情報はないかと検索をしてみましたが、それらしき情報は見つからず。

そこでふと、長いこと放置状態だったTwitterのことを思い出しました。
そこで、インコくんの写真付きで久しぶりに呟いてみたところ…

その夜から翌日過ぎまで、"いいね"と"リツイート"を知らせる携帯のバイブ音が鳴り止まず、ジャンジャンバリバリ状態に…✨

結局、1500件近いリツイートと約2300件のいいねが集まり、心底びっくりする気持ちと有難い気持ちとでいっぱいになりました。

小さな鳥の命のことを、顔も知らない人たちがみんなで気遣って、早く見つかるといいね、と祈ってくれる✨

(このバーチャルなネット社会で繋がって、知らない人々にサポートしてもらう感覚、アニメ映画、"サマーウォーズ"のこちらの感動シーンにちょっとだけ近いのですが…ご存知ない方、このシーンだけ見てもわかりづらいので、どうぞスルーなさって下さいくださいね…)

つくづく、日本は祈りの国だ、と実感した瞬間でした。

Twitter上ではリツイート以外にも、迷子鳥情報はこちらのサイトにアップするといいですよ、というアドバイスや、その公園の近くでインコを探してます貼り紙を見ましたので、問い合わせてみます、などというコメントも集まり、これならいつかきっと飼い主さんが見つかるはず、と私の心にもさらに希望が湧いてきました。

その後、何度か警察に電話をして、飼い主が見つかったかどうかを確認していたのですが、まだ見つかりませんとの返答。でも、警察の担当の方も迷いインコの届け出リストから目ぼしい方々に問い合わせをしたり、手を尽くしてくださっている様子が伝わってきました。

そして、インコくんを保護してから6日経った8月12日に警察から電話連絡が！
元の飼い主さんは見つからなかったものの、里親になってくれる警察署関連の方が見つかったので、とりあえずはそちらに引き取ってもらうことになりました、とのお知らせを頂きました。(インコの里親になったこともある巡査とのことなので、私達が届け先の交番で出会ったお巡りさんかもしれません)

連日の猛暑の中でインコくんがどう過ごしているか気になっていたこともあり、この電話をもらった時には本当にほっとしました。　

祈りの効用／フォトンエネルギー

量子力学的に、祈りの力は解明されている、と言われています。

あらゆる物質や生命体が保有するエネルギーの単位の一つにフォトンというものがあります。
そのフォトンは、第三者がある相手に向かって"大丈夫"という信頼の念(=祈り)を送った時に、その相手にフォトンが最も多く集まってくるのだそうです。
(逆に、心配や恐れがフォトンの放出を促します。)

誰かの無事を祈ること、大丈夫だと信頼することが相手に対する最大のエンパワーメントであることは、誰もが体験済みだと思います。

今回のインコくんの一件で、私はそれを自分の肌感覚を持って実感することが出来ました。

この、相手のことを大丈夫と信頼することの大切さは、子育てにおいても、本来の自分を生きる上でも根幹となる要素です。

現実逃避の大丈夫ではなく、現実を見据えた上で、根拠なく、でもハートから"大丈夫"を伝えられる心を育みたいと思いました。

そして、そのためには自分の"大丈夫"体験を積み上げてゆく必要があります。

そういえば、あの日出会ったインコくんは、最初から大丈夫のエネルギーに満ち溢れていたな、と今振り返ってみて思い出しました。

それを"在り方"で教えてくれた"青い鳥"の彼とのご縁に感謝です✨