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Colereが壱岐でワーケーション事業を始める理由

こんにちは。株式会社Colereの讃岐谷です。私たちColereは、2022年4月24日、本社登記をしている長崎県壱岐市にACB Livingというワーケーション施設をオープンしました。

多くの方に足を運んで欲しいと思い、事業の目的や実現したいことについて書きたいと思います。コレルは多様な関わりをしてくれている約30名のメンバーがいる会社ですが、「なぜワーケーション事業をやるのですか?」という質問をもらうことがあります。それに対して以前に社内には以下の説明をしました。

Colereはなぜワーケーション事業をやるのか。

  • Colereのかかげるミッションである”Work to live happier”の実験装置だと捉えています。コロナ前後で”Future of work”が話題になり、リモートやハイブリッドワークが定着しましたが、これからはワークを超えた”Future of living”が更に多様になると確信しています。Colere Livingを訪れた人が少し立ち止まって自分の生き方を考えて、今ある幸せに気づいたり感じられる場にしたいというのが動機の一つです。そして日本の地方都市が抱えるコミュニティの衰退という課題に対して、関係人口を増やすことによる経済の活性化と、移住や定住につなげることによる産業や雇用の創出にちょっとだけ貢献できれば嬉しいです。

  • 成長戦略という観点で、信頼で結ばれた組織を創るためにチームで関係性を育む場としても捉えています。働き方の変化に伴い、「対面で集まることの価値と意味」が再定義されています。壱岐をはじめとした自然豊かで人間性を取り戻せる場所で、日常業務から心と身体を開放することで個々人が仕事に向き合う内発性を高める。日頃は五感を共にすることの少ない同僚やチームメンバーが五感を使ったアクティビティをすることで関係性を深める。Colereだからこそ作れるコンテンツとその地域の持つ資産を最大限に生かして、コンサル事業のクライアントやプロダクト事業のユーザーにも利用して欲しいと思ってます。

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改めて文章に起こしつつ、ワーケーション事業を立ち上げる際に想像した、未来に起こっていくであろう2つの変化のことを考えていました。
良い機会なのでもう少し詳しく書いてみたいと思います。

未来に起こっていくであろう2つの変化

1.時間や場所を選ばないナレッジワーカーの働き方は更に進化する。
特に、フル出社でもフルリモートワークでもない”ハイブリッドワーク”が主流になることで、「わざわざ対面で集まる価値」や「対面での時間の使い方」は多くの企業や組織で見直される。それによって働く個人の中には、自分が好きな土地や場所で働きたいと思う人が増えてくる。便利な都市と自然豊かな郊外で二拠点居住を始める人が増えたり、都市から郊外に引っ越して家賃を抑え、浮いたお金で旅をするように働いたり。(実際にすでに一部の先進企業では国内住居の制限を撤廃したり、通勤で発生する飛行機代も出したりするなど多様な働き方を支援しています。)

2.企業が自らの事業活動を通じて社会課題の解決に取り組む動きが本質的になっていく。
表層的にSDGsを掲げたりESGの重点項目を上げるのではなく、大企業からスタートアップまでもが自分たちの事業を通じて構造的な社会課題の解決に向けて動き始める。それによって企業や個人は日常生活の中では得られない問題意識を持てる機会や、一次情報に自ら触れる時間を求めるようになると思います。例えば、気候変動への危機感を本当は感じていないのにCo2削減に取り組む仕事をしてもたぶんあまり面白くないし、なぜシャッター商店街ができてしまうか頭で理解していてもそこで暮らして不便さを痛感しないと本気で地域活性に取り組もうとは思わなかったり。

1の変化についていえば、Colereとしてはオフィスとは異なる「わざわざそこに行く価値がある」場所である壱岐島で、訪れた人が自然との距離の近さで心を開放し、街の住民との自然発生的な触れ合いによって新しい発見や自分の内面の変化を起こす場を提供していこうとしています。
また、「わざわざ集まる価値がある」機会として、壱岐島が持つ豊かなコンテンツを利用したチームビルディング研修やエンジニア向けの開発合宿を企画しています。組織向けの研修プログラムの根底に流れているのは、「信頼」を育むことです。業務以外の時間も共にすることで仲間の新たな一面に気づいたり、自然の中で非日常の体験を共有したりすることで、組織やチームにおける信頼残高を増やせると思います。

2の変化に関して。
実は壱岐島は、日本全体の25年先の水準となる超高齢化、生産年齢人口減少による産業の弱体化、地球温暖化による漁業への影響など多くの社会課題を抱えています。この状況の解決に向けて、2018年に離島として最初にSDGs未来都市の認定を受けたそうです。また、2019年には日本の自治体として初めて「気候非常事態宣言」を出し、持続可能な社会の実現に向けて地域全体で新たな挑戦が起こり始めています。
もちろん上手くいくことばかりではないのでしょうが、試行錯誤しながら挑戦している当事者たちの触れ合いによって、何かしら得るものがあると確信しています。


日本はワーケーション事業に官民合わせて多くの事業者が参入し盛り上がっている局面だと思います。市場が形成されて利用者に多くの選択肢を提供することになり、これは喜ばしいことです。
ただ、私たちは街の再開発に関わる不動産事業や、ホテルや旅館などのサービス業はやりませんし、できません。
ワーケーションビジネスはあくまでもColereの”Work to live happier”というビジョンの実現に近づくための事業であり、「信頼で結ばれた組織を創る」というミッションを実現するソリューションやサービスの提供手段だと認識しています。


今回オープンしたACB Livingでも、すでに様々な企画を考えています。
Colereだからこそ提供出来る価値をみんなで磨いてく予定です。

ぜひ一度、ACB Livingを訪れてColereの目指す”Work to live happier”を感じに来てください。
お待ちしています。


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