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「信頼で結ばれた組織」がB Corp認証取得を目指す

こんにちは、戦略人事コンサルタンティングファームの株式会社ColereにてインターンをしているMaoです。

いくつかの素敵な出会いが重なった結果、今年の春からColereで働くことになりました。最初のきっかけは、Colere のロゴをデザインしたFukoさんとのロンドンでの出会いなのですが…この話はまた別の機会に!

今の私は、Colereが取得を目指している「B Corp」という認証の勉強真っ最中です。最初にColere創業者のSanuさん、ShunさんからB Corpのお話を聞いた時、正直ハテナがたくさんでした。ビーコープ、とやらを取るといいことがあるみたいだ。だが果たして一体どんな認証なんだろう?

実は、このB Corp認証を持つ日本の企業は、現在たった7社しかありません(※2021年9月記事公開時)。Colereは、そんな「B Corp認定企業」の仲間入りを果たそうと奮闘しているんです。

どうしてB Corpなのか?どうやって認証を取得するのか?Colereの創業者の想いと、B Corpはどう関わり合うのか?

今回は、そんなColereのB Corp取得に向けたnote記事の第一弾です!共同創業者二人のB Corpに対する想いをご紹介します。

B Corpとは?

B Corpは「Benefit Corporation」の略称で、アメリカで始まった国際企業認証の一種です。株主だけでなく、従業員から環境やコミュニティまで、あらゆるステークホルダーの観点からビジネスの成功を再定義して考案された認証で、全世界70カ国で4000を超える企業が取得しています(※2021年9月記事公開時)。

B Corpに関するさらに詳しい情報は、以下のページが参考になります。


世界でどんどん広まり始めている、このB Corp。しかし、日本での普及はまだまだこれからのようです。

どうしてB Corpをめざすのか

どうしてColereは、B Corp取得をめざすのか。そこには、Colere創業者であるSanuさん、Shunさんのおふたりの熱い想いがあります。

「信頼で結ばれた組織を創る」というミッションのもと、世界各国に住む仲間が集うColere。B Corp認証を取得するうえで必要なプロセスも、Colereが目指す未来に近づくステップになる。Sanuさんはそう考えています。

組織を作っていく際の一つの指標として、組織と自分自身が内省していくための機会として捉えることができそうです。

もう一つ、共同創業者の二人はB Corpを取得することで「環境問題・気候変動により一層取り組む会社になりたい」という想いも持っています。

Sanuさんが現在暮らしているオーストラリアは、大洪水や山火事などの気候変動問題、グレートバリアリーフの保全など、たくさんの環境問題に悩まされています。もちろん日本でも、マイクロプラスチックの海洋含有量が年々増えていることで将来魚が食べられなくなるかもしれないなど、環境に関する課題は山積しています。

これからの時代の「会社」は、自分たちの利益だけでなく、社会全体に与えるインパクトを含めて考えていかなくてはならない。B Corp認証を取得するには、環境問題に対して一定の取り組みを行うことが条件の一つです。環境問題への取り組みのマイルストーンとして、B Corpを活用できるのではないか、とSanuさんは考えています。

Shunさんは、未来の会社・個人の働き方やその役割について考えることがあるそう。「社会の未来の形を定義してから、そのために必要な会社の形を定義したい」「B Corp認証を取得した会社の形や、B Corpがどのような人に影響を与えるのか、実践しながら知っていきたい」と、取得に向けた意気込みを話してくださいました。

ただ利益を生み出すだけでない。地域に寄り添い、環境問題に真剣に取り組み、社会と共に生きる会社。

Colereの目指す姿と、B Corpのコンセプトは合致していると、私は思います。

B CorpのプロであるOkaさんもお迎えしたColereのB Corp取得チーム。これからの道のりがとっても楽しみです。


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