見出し画像

2024年春3泊4日台湾旅行1日目

季節外れの寒い朝に出発

出発の朝は冷え込み、最低気温は4度だった。寒すぎる。キャリーケースにしまってあった長袖をひっぱりだし、ラッシュガードをきて腕カバーもつけて、ありったけの厚着をして抵抗してみたが、寒かった。「台湾に着いたら暖かいから、コートなんか持って行きたくない」と思って寒々しい格好で家を出たが、今回は一つのホテルにずっと滞在するのだから、コートはホテルに置いておけばよかったのだと、帰国してから思った。

今まで使ったことのない路線の電車で行ったので、まず成田につけるのか不安だった。

フライトは13時だが、友人との待ち合わせは9時にした。大事な時に限って遅延が発生するのが公共交通機関というものである。とにかく成田から飛行機に乗れなくては話にならないから、余裕を持って会うことにした。二人で落ち合ってからは、案外時間を持て余すこともなかった。

出国

保安検査場、税関を無事通過し、出国審査。
ブースに座った係官がパスポート写真と実物をしげしげと見比べたのち「OK!」とばかり出向スタンプを押すかつてのアナログな手続きは無くなり、顔認証ゲートというスマートなものになっていた。画面に顔を写すと認証されてゲートが開いたように思う。
日本出国のスタンプは押してもらえなくなったが、欲しい人は係官に申し出れば押してくれる。私と友人は欲しい世代の人なので、押してらった。

エバー航空のフライトは快適

ほぼ満席だった。機内食や飲み物も出て快適だった。
無事桃園空港に着陸。

謎(?)のカード

飛行機を降りてモワッとした暖かな空気で台湾に来たことを実感。
通路を歩いていると、係員が何やらカードを配っていた(いや、台に置いてあったかな?)。受け取る人もいれば受け取らない人もいた。よくわからないので受け取ってみた。税関関係のことが書いてあったようだが、あまりよく見ないうちに今度はそれを回収する係員が待っていた。よくわからないまま手渡すと「グリーンラインへ」と指示され税関申告手続きなし。カードを持っていない(つまり説明を読んでいない)人は「レッドラインへ」と指示され、税関申告手続の列に並んでいた。バッグを開けたりして多少の時間は取られそうだったので、ここを素通りできたのはよかった。
ということで、申告するものがない人は、カードを配っていたら受け取ったほうがよいようです。

両替

空港内で両替したほうがお得だという情報があり、友人は両替。この頃は1元=4・67円くらいだった。手数料は30元。
私は前回10年ほど前の台湾旅行の時のお金が何故か8000元も残っていたので両替はしなかったが、古いお札が使えないかも知れない疑惑を突如友人から告げられ、慌ててチェック。私の持っているお金はセーフで、ほっとした。
もし使えないお金があっても、銀行に行けばちゃんと替えてくれるそうです。

台湾入国審査

長い外国人の列に並び、待つ間に例のe-simなるものを友人と開通させた。
機内で書いた出入国カードをブースの係官に提出。出入国カードはオンラインでも事前申請できるらしいが、例え事前オンライン申請をしても顔写真の撮影と両手人差し指の指紋登録はこの入国審査の時に係官の前でしなくてはならないので、機内で書いても大した差はないと思う。

これで手続きは終了して外の世界へ。
やった!本当に台湾に来たぞ!

Taiwan the LUCKY LAND キャンペーンの抽選に挑む

日本で事前申し込みしてきたキャンペーンのくじに参加。当たると5000元分のプリペイドカードがもらえる。5000元は大金だ。


私は当たる気満々だったがハズレて、大人のくせに来台そうそうなんだかやけに落ち込んだ。
ところが「こんなのは当たらないと相場は決まってるのよ!」と言っていた友人が大当たり!有効期限もあるので、この旅行中に二人で使いきることにした。ありがとう、友よ。ありがとう、台湾よ。
もらったのはi-cash2.0というプリペイドカードで、悠遊カードや一卡通(iPASS)に比べると使えるところが少なかったが、とにかく当たってラッキーだった。

MRTのプリペイドカード代は100元かかる

桃園空港線MRTでホテルに向かう。地下鉄の切符なんか簡単に買えるだろうとタカを括っていたところ、かつて簡体字で中国語を学んだ私は繁体字の波に思考が停止し、片道切符の買い方がよくわからず、結局勢いでi-passという交通系プリペイドカード200元分を自販機で買った。改札を通ってから気づいたのは200元のうち100元分はカード代だったということ。悠遊カードも売っているが初回購入時の500元中100元はやはりカード代だ(私が読まなかっただけで、ちゃんと購入前に説明書きがあるようです)。
因みに帰国時に駅員に尋ねたら、返却してデポジットとしてその100元を返金してもらう制度はないそうだ。日本のパスモやスイカとは違う。
短期の旅行客ならこのカードは買わずに、毎回トークンを買ってもいいかも知れない。ただ、あるとスムーズなので何度も台湾にいくならあれば便利ではある。
飲食禁止の地下鉄は、清潔で快適だった。

ホテル到着後寧夏夜市へ

途中の三重駅で乗り換えて、ホテルの最寄駅に到着。
荷物を持って階段をなんとか2階まで上がった。
部屋は普通に綺麗なビジネスホテル。何も不都合はなかった。必要なアメニティもあり、一人1本のミネラルウォーターは毎日補充された。
バスタブはなかったが、シャワーの湯量も温度も十分だったし、水回りも清潔だった。

空港駅で切符の買い方がわからず手間取ったこともあり、予想より遅れて到着したが、荷物を置いて、とりあえずその日に行くと決めてあった寧夏夜市にすぐに出かけた。

賑わっていて、お祭り気分で楽しくなった。
友人はジーパイ(80元)という巨大唐揚げを食べた。少しもらったが、熱々で何より衣がカリカリよりもっとしっかりガリガリして美味しかった!私は小さめの唐揚げ数個入り(50元)を買ったが、こちらは衣が薄くてさっぱりとした感じで美味しかった。
この後は屋台ではなく近くのお店曽家鮮果汁でスイカジュースを飲んだ。友人はパイナップルジュース。どちらも60元。どちらも果物そのものの味で、すごく美味しかった。
台湾のドリンクスタンドのドリンクは、どれも大きい。普通サイズでも600から700mlは入っていて飲みごたえがあるが、気候のせいかスルスルと飲めてしまう。
その後愛玉ゼリーレモンジュース(45元)を飲み、いろいろ食べたいものは目に入ったが、愛玉ゼリーでお腹がいっぱいになってきたこともあり、ホテルに帰った。
日本にいた時は、到着日の夜は寧夏夜市で食い倒れかぁなんて思っていたけど、今こうして振り返ってみると、案外あまり食べなかったのだなぁ。

ホテルに戻りようやく荷をほどき、シャワーを浴びて翌日の予定を立て、かなり遅くなって床についた。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?