6月好きなアルバム5枚
COKOがさいきんよく聴いてるアルバム5枚を、短いコメントつきでご紹介。
(順不同)
①Dirty Computer/ジャネール・モネイ
声がとにかく柔らかくて良い。ビジュアルもかわいい。アルバムで同じ人?とおもうくらい歌い方変えてて、パフォーマー志向で面白い。最近の歌い手さんはフューチャーみたいな、喉を絞ったしゃがれ声とかよく出してるし、いろんな歌い方するのが流行ってるようだ。器用。アルバム全体に関していうと、48分と短めで、曲間がない(ノンストップ)なのが好み。洋楽の60分以上のアルバムって詰め込みすぎなのよね。トラックも軽くて今っぽい。
②Just the Beggining/グレース・ヴァンダーウォール
弱冠14歳のシンガーソングライター。Spotifyで「Laidback Afternoon with Grace Vanderwaal」というプレイリストを出していて、レイドバック大好きなのでなんとなくかけてみたら、想像以上の才能ある感じにびびった。ハスキーな歌声に力強さと、シーアさんみたいなトンガリ感がありながら、どこかオーガニックな雰囲気があるのが好み。調べてみたらアメリカでは「第2のテイラー・スウィフト」と言われているらしい。ウクレレはYouTubeで学んだって、次世代感ありすぎる。今後が楽しみなアーティストだ。
③Middle Kids/Middle Kids
前述のグレース・ヴァンダーウォール選曲のSpotifyプレイリストから。グレースさんのレイドバックのリズムが中心のプレイリストは名曲が多すぎて気が合いすぎるのだが、唯一レイドバックしてないこの曲がいちばん推し。アーティスト単位でしばらく聞くことになりそう。美しいコーラスといい、ドリーミーなメロディといい、趣味すぎる。趣味のオルタナ。ボーカルも表現力高い。60年代の香りがするのが良い。
④THE ASHTRAY/Suchmos
Suchmosの底力はすごい。売れたからと調子に乗らず、自然体であり続けてるのが本当にかっこいい。こちらの新譜はよりロックテイストが濃くなった印象だが、相変わらずファンク、ヒップホップ、AORなどのミクスチャー感が今っぽい。洋楽のマネしかできてない他のおしゃれバンドとは一線を画している。編集力、センスに加えて、しっかりとした主義思想を持っているバンド。フォトグラファーの岡田貴之さんが手がけた「808」のPV、ジャケ写のシブさも別格。恍惚さえ感じる。
⑤THE ENTERTANER/三浦大知
三浦大知さんは5月くらいから聴き始めたのだが、とにかく声にハマった。大知の声が好きすぎて辛いよ...。こういう絹っぽい声、大好きかもしれん。最初に挙げたジャネール・モネイ氏もそんな声だし。アルバム単位だとこの「The Entertainer」がテンション高めな曲が多くて好き。このアルバムの詞を書いた方々全員、天才すぎて嫉妬する。ああ〜、なんとか私が書いたことにならんかな〜...。もうすぐ発売の全編日本語詞アルバム「球体」も超楽しみ。
おまけ:Spotifyだいすき
Apple MusicとSpotifyを契約しているが、圧倒的にSpotifyしか使ってない。例えるならSpotifyはカフェで、Apple Musicは図書館。曲数はApple Musicの方が多いが、私の場合「こういう気分でなんかいい感じのかけて」という使い方が多いので、プレイリストが強いSpotifyの方が使いやすい。アーティストごとで検索とかしないもんね。プレイリストで気に入ったアーティストを掘っていく方が多い。アーティストで全曲シャッフルの機能も、Spotifyにしかない。とにかく、いい感じの音楽を体験するまでの負担がSpotifyの方が少ない。UIもかっこいい。
私は音楽系のお仕事をしているけど、レコードに関してはいわゆるオタクではなくて、広く浅くな知識のフツーの音楽リスナー。こんなフツー人でも音楽関係のお仕事できてるのはマジで時代の進化だと思う。感謝。
今住んでるシェアハウスは夏になって、バーベキューやパーティーが増えると同時に、いい感じの音楽をかける機会も増えてきたので、「いい感じのやつちょうだい」でかけてくれるサブスクは本当ありがたいね。
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