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あなたがラプンツェルで、私がユージーン
私は「インドア」な人を好きになりやすい。
人と交流するのはわりと得意なので、「アウトドア」な人(積極的に海外に行ったり、フェスなどうぇーいな場所に行ったりするのが好きな人)とお話するのが、苦手なわけではない。というか、いくらでも話を盛り上げられる。
だけどやっぱり、お話していて楽しいのは、基本的に家にいて、コツコツ何かやっている人だ。
これは怒られるかもしれないが、「アウトドア」な人の話は、世界を何周してても、何百回有名人に会ってても、どこか画一的で、オリジナリティがない。
一方で、家で何か変態的な実験を毎日毎日やっている人の話は、たとえ理解の範疇を超えていたとしても、その人のきらめきを感じて、いつまでも聞いていたくなるのである。
私はSWAG(スワッグ)という英単語が好きだ。
SWAGは、人間が本来的に持っているきらめき、あるいは本来持っている魅力でキラキラしてる人を指す。
私からしてみれば、キラキラな場所に出かけている人よりも、自分の中の宇宙を広大に広げ続けている人の方が、100万倍SWAGだと思うし、私自身もSWAGな人間になりたいと思っている。
ただ、ひとつ困ったことがある。
私自身は外出が大好きなのだ。
インドアな人と両想いになり、いざおつきあいを始めると、彼が出不精、というパターンが非常に多かった。というか、それしかない。笑
自分の世界を持っているというのが好きでつきあいはじめているので、まあ当然ではあるのだが、それでもおつきあいが始まったら、おしゃれして、色々なところに出かけたくなるのが女心というもの。
私自身も曲を作ったり文章を書いたりといった、インドア的な遊びが大好きだ。
同時に、外に出かけて色々な刺激をもらったり、とにかく歩きまくって知らない人と会話をするのも、とても好きなのだ。
そして大好きな人であればあるほど、その体験を共有したくなる。
だからたくさんお誘いをする。
断られることもあるし、うまくいくこともある。
それでいい。
ふたりの世界を愛しているからね。
昨日、ディズニー映画の「塔の上のラプンツェル」を観た。
あなたはまるで、塔から出ないラプンツェル。
私は、ラプンツェルを連れ出す泥棒ユージーン。
たまには一緒に、冒険に出かけましょ。
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