ひと続きのシュテルン=ゲルラッハの実験④
(3)数珠繋ぎのシュテルン=ゲルラッハの実験装置を通過したビームは壁にどんな模様を描くか。前回の計算により、例えば加熱炉から出たビームが装置を通過して、$${z}$$軸に対し$${+\theta}$$と$${-\theta}$$方向の上下に50%ずつ2本に分かれたとして、それぞれのビームがちょうど真直ぐ入るように少し角度を傾けた(だけで中身は同じ作りの)装置を後方に置いておくと、2段目の装置を通過したビームは、例えば$${+\theta}$$で入射したビームの大部分は$${\