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【11/21 BTCチャート分析】悪材料連発の仮想通貨市場。次なるサポートライン価格について

『COINTANK Daily Trade Tips』は前日のチャートからトレードのポイントを振り返るコンテンツです。前日のチャートからトレード手法のポイントをテクニカル分析に基づいて振り返りながら解説しています。

【使用したテクニカルチャート】
BTC/JPY(bitFlyerの価格) TradingView

【インディケーター】
■出来高プロファイル
可視期間出来高

■出来高

20日、重要サポートライン割れ。さらに下落が続く

11月20日、ビットコイン価格は54万円を割れ、一時47万円台に突入しました。54万円は、2017年に相場の転換点になっており、ポジションも積みあがっていた価格帯であっため意識されるだろうとあらかじめお伝えしていました。

しかしながら20日の相場では54万円付近で一時推移するものの、同価格帯をブレイクし、勢いを増して下落していきました。

現在のビットコイン相場では、ビットコインキャッシュのハードフォークに関する問題に関連し不安感が蔓延していることや、これといった好材料が無いことが原因となり、売りが売りを呼ぶ展開となっています。

では54万円をブレイクしたビットコイン相場の次のなるサポートラインの価格はいくらになるのでしょうか?

ポジションの積み上がりから考える、次なる重要サポートライン

54万円をブレイクしたビットコイン価格の次なる重要サポートラインはいくらなのでしょうか?

上図を見ると、現在の価格以下のところに多くポジションが積まれている価格帯が2つ存在します。

475000円と315000円のラインがそうです。この価格帯は、54万円、60万円のラインよりもポジションが圧倒的に多く積まれており、その周辺の価格帯にもホルダーが多くいることがわかっています。

つまりこの価格帯がサポートラインとなり、ある程度長く価格が停滞するか、底値を付けて上昇していく可能性もあるでしょう。

Bakkt先物取引が来年1月まで延期

12月12日に取引開始が予定されていたBakktのビットコイン先物取引が来月の1月24日まで延期されることが、11月21日午前2時ごろ発表されました。

同取引所が先物取引を開始することによって機関投資家が仮想通貨市場に参入しやすくなることが期待されていました。したがって、先物取引開始の延期は、機関投資家が参入する時期の延期を意味するため、相場に対する一時的な悪材料として機能する可能性があります。

単に開始を延期するというだけで内容に大きな変化はないのですが、機関投資家の参入が遅れることでしばらく、足場の固まらない相場が続くと考えられます。

■Writer■
まっつん
14歳のころから株式投資を始めており、FXトレード歴は3年。トレードビギナー時代には3か月で全財産70万円を失う経験を経て、プロトレーダーのもとでトレードを学び始める。3年以上トレードをして得た実経験や、バカラやブラックジャックの仕組みを研究したことで得た知見、大量の書籍から得た有益な情報を掛け合わせることで独自のトレード方法を開発。仮想通貨には2016年(当時1BIT=4万円)から投資しており、当時はリップルに集中投資を行う。また、100本以上の仮想通貨にまつわる記事を作成していた経歴をもち、仮想通貨に対する知識も経験も豊富。現在は、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、リップルを保有中。

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