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1934年 チェコスロバキア 10ダカット金貨【MS64】

1934年チェコスロバキア10ダカット金貨【MS64】高鑑定品のご案内になります。

当店初登場ですが、やっと何とか1枚入手でしました。

1929~1951年にかけて発行された大型金貨で発行枚数も少なくそのデザイン性、時代背景などから大注目の人気コインです。

チェコの守護聖人・聖ヴァーツラフ1世がデザインになっております。

表面:馬上で剣を持つ聖ヴァーツラフ1世
裏面:チェコのライオンとスロバキアの盾
直径:42mm
重量:約34.90g
金品位:98.6%
発行枚数:1,298枚

チェコスロバキアは、1918年から1992年にかけて中央ヨーロッパに存在した連邦国家であるのですが、現在はチェコスロバキアという国は存在しません。

(チェコスロバキア国章)

1989年のビロード革命によって共産主義体制が崩壊。その後分離の動きが進み、1993年1月1日、チェコスロバキアは連邦制を解消してチェコ共和国とスロバキア共和国に分離、解体された形になりました。

このような歴史的背景からチェコスロバキアという国が存在していた時代に発行されたこの大型金貨に人気が集まるのも頷けます。

またこの金貨は、1929年から発行されました。世界大恐慌が起った歴史的な年です。1929年10月24日の木曜日は「暗黒の木曜日」なんて言われております。

そんな世界が暗闇に包まれて行く中で黄金の輝きを持ったこの10ダカット金貨が発行されたと思うと感慨深く思います。

リーマンショック以降、世界的な金融緩和で現時点で約8倍以上のマネーが市場に供給されています。

今の国際情勢から過去の世界大恐慌、リーマンショックの数倍以上規模の世界大恐慌がくるのは容易に想像できると思います。

是非、今後確実に訪れるであろう世界大恐慌、この大型金貨(ゴールド)をお守りの一枚にしていただければと思います。

発行枚数は以下になります。

※2024年5月27日更新

発行枚数1000枚超える年度(1929年、1931年、1932年、1933年、1934年)を比較して鑑定枚数51枚と少ないです。

表面に描かれているボヘミアの大公「ヴァーツラフ1世」の伝説は中世から伝わります。

ヴァーツラフ1世は、民族の危機のときには蘇って、眠っている彼の騎士たちを呼び起こして彼らとともに外敵を打ち破って民族を守るという民族主義の英雄です。

(ヴァーツラフ1世)

現在チェコでは命日である9月28日は祝日となっているほどです。

今回、MS64で破格の518万円でのご案内とさせて頂きました。

希少性、グレード、人気を3拍子揃い、更に大型の10ダカット金貨、この価格にするのを正直迷いました。

もちろん、オークションレコードを下回る水準です

現時点でのオークション価格は、620万円~640万前後の推移ではないでしょうか。

少し赤錆が見られますが、価格にも状態にも全く問題ございません。

赤錆は、このコインによく見られますが、特性上だと認識しております。

日本でもかなり人気があり探している人も多いと思います。

インフレ、円安対策など資産移転に最適なコインだと確信しております。

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