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フランス|エドワード 黒太子 パヴィヨン・ドール金貨【MS62】


表面:正面を向いてバラの花輪をかぶったエドワード、右手に剣、足元には2頭のヒョウ、左右には先端が内側に曲がったダチョウの羽が2本。

裏面:中央にバラ、反対側の四分の一にライオンとリスが描かれた華やかな十字形のケルネ
直径:31mm
重さ:5.28g

エドワード黒太子は、イングランドの皇太子で、エドワード3世の長男になります。

(エドワード黒太子)

エドワード3世は、ノーブル金貨を鋳造し、イギリスで最初の「法定金貨」になりました。

エドワード黒太子は、黒い鎧をまとっていたことから、「ザ・ブラック・プリンス」と呼ばれていました。

シェイクスピアなどでも描かれていて聞いたことある方もいると思います。

クレーシーの戦い、ポワティエの戦いで勇名を轟かせ、のちに、フランスでシャルル4世と戦いました。

1356年のポワティエの戦いでは、ジャン2世は、戦上手で知られたエドワード黒太子の敵ではなく、軍は大敗して自身は捕虜となりました。

(ポワティエの戦い)

ジャン2世といえば、前回ご案内した羊をモチーフにしたムートンドール金貨が有名です。

今回ご紹介のコインは、イギリスがフランスの一部を統治していた時代のもので、歴史的価値があり、抜群に希少性が高いです。

エドワード黒大子の代表的なコインといえば、このパヴィヨン(パビリオン)・ドール金貨です。

今回のコインはMS62なので、MS63とMS61の中間値より若干安く価格設定させて頂きました。

一過性の人気で価格が急上昇してその後急落するようなコインではありません。

ゆっくり着実に、値が落ちなく、安心して長期保有できる理想的なコインです。

まさに、ザ・アンティークコインとしての1枚かと思います。

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