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スワローズ全パ勝ち越し‼️完全制覇の軌跡【後編】

こんにちは、たねです😊

プロ野球はリーグ戦が再開しています。
スワローズは交流戦で、パ・リーグ銀行様より貯金10の融資を勝ち取り、セ界制覇に向け着々と城郭を築いております🏯

砂の城でないことを願うばかりですが…💦

歴代最高勝率、セ界初となる全パ勝ち越し、球団新記録となる9カード連続勝ち越しと、圧倒的な強さで駆け抜けたスワローズの3週間振り返り第2弾!

本日はスワローズの投手・野手の交流戦成績を詳しく見ていきます。最後に私が選ぶ交流戦MVPの発表も‼️

前編(対戦成績&ベストゲーム)⬇️

交流戦全体の振り返りはこちら⬇️

それでは、どうぞ最後までお付き合いください😊

✅投手成績

スワローズの交流戦での投手成績を簡単にまとめるなら…
「表ローテ◎ 谷間△ リリーフ◎」です。

◆チーム投手成績

先発勝敗:7勝3敗
救援勝敗:7勝1敗
自責点:45点(3位タイ)
防御率:2.48(2位)
先発防御率:3.06(6位)
救援防御率:1.42(2位)

先行逃げ切りあり、ロースコア決着あり、終盤の逆転劇ありと試合展開は様々でしたが、リーグ戦同様、投手陣の頑張りなしにこの快挙は成し遂げられなかったと思います。

◆先発成績

他球団含め先発全体で見ると、防御率0点台が7人、1点台も9人(※規定到達者のみ)

DeNA今永のノーノー達成や、阪神青柳・ハム加藤と防御率0.00が2人からも分かる通り投高打低が顕著。近年にない異質な交流戦だったように思います。

交流戦で先発登板したスワローズ投手の成績はこちら⬇️

まずはエース小川。QS率100%は流石の一言‼️パの強打者たちが、ブレーキの効いたチェンジアップに泳がされて空振り、あるいはバットの先にちょこん。かと思えばインコースに直球ズバッで見逃し。これぞライアンの真骨頂という技巧派投球を見せてくれました👏

高橋奎二は最終戦でレギュラーシーズン初の完封勝利‼️パワーピッチャーを打ち慣れているパ・リーグの打者から奪った三振は、実に26❗️交流戦の最多奪三振となっています。四球で崩れる試合はあったものの、サウスポーエースとしての実力を発揮したと思います。

規定未達も2人を凌ぐ防御率0点台は石川雅規❗️楽天戦では自責0で敗け投手となる不運…💦それでもオリックス戦では昨季の日本シリーズ同様、変幻自在な技アリ投球で、見事交流戦最多となる27勝目を上げてくれました🙌

サイスニードも1試合大量失点があったものの概ね🙆‍♀️高梨は打たれながらも何とか粘り、自身のバースデーを勝利で飾ってくれました👏

原樹理はかなりお疲れモード。制球定まらず自滅、あるいは球に力なく被弾。交流戦ブレイクを利用してリフレッシュしてくれると良いけれど…😅スアレスは援護に恵まれ敗戦無しも、立ち上がりの失点が痛い。2人とも5回3失点みたいな試合が多いので、リリーフの負担考えると、せめてイニング稼いで欲しくはありますね💦

◆リリーフ成績

交流戦でも光ったブルペンワーク✨勝ちパだけでなく、接戦やビハインドで投げる投手も安定感があり、方程式を2パターン作れそうな程、層が厚くなっています。高津監督も「リリーフみんながMVP」とコメントしてましたね😊

早速、最強ブルペン陣の成績を見てみましょう⬇️

守護神マクガフは日ハム戦で2被弾はしましたが、それ以外は無失点。7セーブを上げ、阪神・岩崎と並び交流戦最多セーブをマーク😊

清水今野も防御率0.00は流石👏2人とも4ホールドを上げてくれました。石山梅野の奪三振率は流石にエグい😵そしてコールは想定以上の成績‼️徐々に高津監督の信頼度が上がっているように感じます。

大西木澤は厳しい場面での緊急登板や、回またぎが多い分失点はありつつも、それぞれ1勝ずつしており、チームへの貢献度は高いです。

坂本は現在抹消中ですが、貴重なサウスポーとしてこれから出番が多くなると思うので、さらなる安定感に期待!

なんと言っても田口ですよ‼️あの魂こもった投球!高津監督が「切り札」と呼ぶに相応しい活躍です。いつ出番が来るかわからない火消し役。誰よりも厳しい状況、緊迫の場面で投げる特殊なポジション。調整も難しいだろうし、急ピッチで仕上げなきゃならないし、本当に大変なはずですが、交流戦含め未だ防御率0.00を貫いている凄さ…‼️本当に頭が下がります。

✅野手成績

交流戦での打撃について簡単にまとめると…
①ホームラン量産
②相手の勝ちパ破壊打線
③下位打線からも点が取れる
こんな感じでしょうか?

◆チーム打撃成績

得点:78点(1位)
打率:.265(2位)
安打:158安打(2位)
本塁打:24本(1位)
盗塁:13盗塁(4位タイ)

リーグ戦での貧打が嘘のように打撃成績が向上⤴︎投打がガッチリと噛み合った結果の、交流戦優勝だったと思います。

またパ・リーグ各球団のファンから「勝利の方程式を破壊された」と嘆きの声が続出するほど、終盤の逆転劇が多かったのも印象深いところ。

改めて見てみると確かにこれは罪深い…。
そして交流戦の打順別打率については、野球に関するデータをまとめていらっしゃるaozora様のツイートによるとこんな感じです⬇️

他球団に比べて7・8番の打撃成績が良いのが分かりますね!もちろん得点源が村上であることは間違いありませんが、どこからでも点が入るバランスの良さがあり、誰か一人に依存することなく得点を奪えるのが、ヤクルト打線最大の強みであると言えるでしょう。

◆野手個人成績

続いては個人成績を確認してみます。
交流戦でスタメン出場した野手は16人。打撃成績はこのようになりました⬇️
※成績は途中出場含む

やはりMVP様の成績は凄かった‼️
打率・打点・本塁打・OPS全てチームトップは村上。出塁率は12球団唯一の5割超え。どれだけパ球団に警戒されていたかが良くわかります。キツいマークに合いながら、この結果を残したのは流石としか言いようがないですね👏

塩見もリードオフマンとして素晴らしい成績👍盗塁6、出塁率.366、得点圏打率.368も文句なし❗️足も使え、長打も打てる1番バッターとして打線を牽引してくれました。特に3打席連続ホームラン&バースデーアーチ⚡️パ・リーグファンにもかなり衝撃を与えたんじゃないかと思います。

リーグ戦で打撃不振だったオスナは、交流戦絶好調‼️3割に迫る打率に加え、殊勲打の割合を示すUC率では.361と村上に次ぐ数字。試合の流れを変える1打が印象的でした👏

長岡は打率こそ低いものの勝負強さが光りました✨得点圏打率はチームトップの.412で全体の10位にランクイン‼️7番8番に座りながら打点10は大したもの!下位からでも得点できる打線のキーマンと言える活躍だったと思います。

濱田山崎太田は効果的な一発を放ち、チームに貢献!宮本はチャンスメイカーとして、ヒットだけでなく四死球でもしっかり出塁。中村は5番起用では不本意な結果も、チャンスで繋ぎのヒット・犠打・進塁打など流石のチームバッティング。

丸山はプロ初安打、そして内山はプロ初本塁打を記録👏この交流戦でメモリアル達成おめでとう㊗️ヤングスワローズの躍動に、未来は明るいと確信し、おばちゃん大興奮でしたよ😍

そして青木川端坂口のおじさんトリオも、試合数こそ少ないもののいぶし銀の活躍✨ぐっちーの言葉を借りるなら「この歳でもまだ伸びしろある!」ベテランが打つとベンチの盛り上がり方が凄い‼️改めてチームワークの良さを感じました😊

山田は元気が無かったですね。疲れが出たかそれともガーシー砲に怯えてたか?(笑)DHでの打率も.118と芳しくない結果に。ただロッテ戦での3試合連発、お得意様ソフトバンク戦でのソロなど本塁打5本は流石❗️奥村は山田に代わり二塁スタメンの好機にバットでは結果を出せず。しかし守備での貢献、得点に絡む犠打、円陣での声出しなど盛り上げ役として素晴らし活躍でした(笑)

◆守備成績

失点:51点(3位)※失点-自責点=6点
失策:8失策(5位タイ)

素晴らしいとまではいかないものの、守備に関しても上位の成績。まずまずと言って良いと思います。

守備指標UZRで見ても全体の3位につけ、リーグ内トップの数字となりました👏

これらの数字が示す通り、攻守共に隙のない、成熟したチームに成長しつつあるのを感じた交流戦となりました。

👑たね的交流戦MVP👑

それでは最後に、私が選ぶ交流戦MVPを発表したいと思います‼️多分想像ついてると思いますが…

必殺"火消し"人 田口麗斗投手

あの日ハム戦のノーアウト満塁を無失点で切り抜けた"魂の20球" あれを超える名場面はありません。初戦にしてハイライト‼️それ以外でも交流戦では4試合投げ、キッチリ仕事をこなして颯爽とベンチに帰っていくあの小さな背中が、誰よりも大きく見えました‼️本当にありがとう😭

今回かなり長くなってしまったので、事前に予告していたヤクルトを苦しめた"燕キラー"ベストナインや、交流戦の気になったトピックスについては、後日番外編としてまとめてみたいと思います。

ここまでのお付き合いありがとうございました😊
最後に高津監督がMVPに挙げたリリーフ陣の素晴らしい投球集をお楽しみください♫

それでは、また👋

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