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【2022シーズン】5月のセ・リーグを振り返っていこう!

こんにちは、たねです😊
早いものでもう6月。

プロ野球では交流戦が始まり、ちらほらリーグ戦順位にも影響が出始めています。

6/1時点でのセ・リーグとパ・リーグの対戦成績はこちら⬇️

昨日の結果でややパ・リーグ優勢!
しかし、まだまだどう転ぶかわかりません。

さて本日は、交流戦も含め5月終了時点でのセ・リーグの順位や成績などをまとめていきたいと思います♪

※3-4月の振り返りはこちらから

5月単独の成績なども交えながら、この1ヶ月でチーム状況にどんな変化があったかなど詳しく見ていきたいと思います。最後に私が選ぶ"5月ベストナイン"と"月間MVP"も勝手に表彰します❗️
よろしければ最後までお付き合いください🤗

セ・リーグ順位

4月終了時点で3位だったヤクルトが首位浮上。以下大きな順位変動はなし。主力選手の負傷&567離脱のあった巨人・中日が失速。逆に選手が戻ってきたDeNA・阪神は4月に比べ成績安定も、上位浮上とはならず。交流戦と相性の悪い広島が、徐々に上位とのゲーム差を広げられている。

参考までに、5月の月間順位表も載せておきます。

赤字:勝率UP/青字:勝率DOWN

5月月間成績

5月単独での主要成績をまとめてみました⬇️

防御率トップは阪神。ワーストは中日。ヤクルト・阪神以外は、全体として投手陣が苦しんだ印象。

打率では広島がトップ。4月まで好調だった巨人・中日が離脱者続出で数字を落とした。阪神は投手好調も打線に元気がない。

本塁打はヤクルトがトップ。村上・山田中心に量産中。広島は相変わらずだが、マクブルームの好調で少しずつ長打が増えてきた。

盗塁はぶっちぎりで阪神。中野・近本の出塁率が上がってきたことで量産態勢に入った。広島はチーム方針か企画数自体も少ないが、成功率も芳しくなくワーストとなった。

失策はヤクルトが最少。ショート長岡の試合慣れや捕手中村の復帰が大きい。両助っ人を庇いながらの守備や、坂本の離脱が響いた巨人が、守乱でエラーを増やす結果に。

投手成績(チーム)

主要な投手成績がこちら⬇️

【ヤクルト】
防御率は3.31(4位)→2.81(2位)と向上。エース小川が5月0.88と完全復活。正捕手・中村の復帰が大きい。先発ローテは小川・高橋奎・高梨・サイスニ・原+2枚(石川・スアレス・吉田など)を流動的に回す、疲労考慮の余裕ローテ。救援防御率は2.25で先月に続きリーグ1位で、ヤクルトの首位浮上に大きく貢献している。

【巨人】
先月は3.07で2位だった先発防御率が3.47(4位)と悪化。5月だけの先発防御率は4.02で5位。ローテの半分を新戦力が占めるチームゆえに5月病気味。菅野の不在、高橋の不調も響いたか?救援陣では平内・デラロサ・戸田・菊地などが存在感も、登板機会の多い勝ちパターンに疲れが見える。

【広島】
リーグ戦だけなら2点台で3位だった防御率も、交流戦の先発大炎上で爆上げしてしまった。本来非常に安定した先発ローテだけに、今後は落ち着くだろうと予想。救援は5月単独では2.78で3位と改善傾向で底を脱した印象。矢崎→森浦→栗林の形が出来つつあり、ケムナ・ターリーなども便利起用的に力を発揮。

【中日】
相変わらずバンテリン以外での防御率の悪さが顕著で、投手成績は低迷。大野の好不調の波、小笠原&正捕手木下の離脱などが影響?プロ初先発で好投の鈴木博が今後起爆剤となるか。ブルペンは勝ちパターンは盤石も、ビハインド中心にやや不安定。福が不調で抹消となりサウスポー問題が新たに浮上。整備が待たれる。

【DeNA】
現状防御率はリーグ最下位。東が未勝利のまま抹消、ロメロ・上茶谷も調子にバラつきがあり、3枚目以降のローテ固めに苦戦している。ただ大貫の復調、エース今永の合流、交流戦に強い濱口の復帰と明るい材料は多い。勝利の方程式はかなり盤石で、ビハインド投手の頑張り次第では救援防御率も上がって来そう。

【阪神】
チーム防御率・先発防御率はトップ。5月の先発防御率は1点台と文句なし。救援も2位と急ピッチで投手整備が完了。西・青柳の球数や継投のタイミング等にやや不安はあるが、阪神らしい戦い方になって来た。新助っ人ウィルカーソンが先発として素晴らしい働き、6月からは藤浪が中継ぎで復帰と楽しみな話題が多い。

投手個人成績トップ(5月のみ)

【防御率】
👑小川泰弘(ヤクルト):0.88

【勝利数】:3勝
👑木澤尚文(ヤクルト)
👑床田寛樹(広島)
👑小笠原慎之介(中日)
👑大貫晋一(DeNA)
👑ウィルカーソン(阪神) 

【奪三振】
👑柳裕也(中日):33

【ホールド】
👑今野龍太(ヤクルト):10H

【セーブ】:7S
👑マクガフ(ヤクルト)
👑大勢(巨人)
👑山﨑康晃(DeNA)

打撃成績

主要な打撃成績がこちら⬇️

【ヤクルト】
3-4月に引き続き打率は上がってこないが、月間打率は.246でリーグ3位。また神宮ではさっぱりだが、ビジターで打点・本塁打を量産。交流戦でも.274と打撃好調。中村の復帰、長岡の復調に加え、太田・山崎の好調により、オスナ・青木の打撃不振をカバー。山田・村上だけに頼らない攻撃が出来ている。

【巨人】
吉川・坂本の離脱が響き、5月の月間打率は.228と大きく落としたが、両助っ人が共に月間打率3割超と元気。岡本は5月不調で打率こそかなり悪いが、要所でホームラン、犠飛などきっちり打点を稼げているのは流石。チーム打率トップの吉川が交流戦に入り絶不調なのが気になるところ。

【広島】
西川が調子を落とすも、小園がそれをカバーして余りあるほどの活躍でチーム打率上位をキープ。マクブルームも温まってきた。チームとして出塁率は高いが圧倒的に単打が多く、長打率・OPSは伸びてこない。作戦として盗塁より犠打を選択する傾向があり、盗塁数はかなり少ないが、得点はしっかりと奪えている。

【DeNA】
打率は.247で2位と好調に見えるが、打点は5位。個人の能力への依存がさらに加速し、打線として機能していない。端的に言うと5月は牧個人軍。桑原の打撃不振などで、ランナーを溜めて主軸に回す形が作れていない。佐野の復帰&復調で交流戦は好調。ここからの巻き返しはありそう。

【阪神】
打撃成績は総じて低調。近本&中野の復調で盗塁数は増やしているが、得点圏打率が低く中々チャンスを生かせていない。マルテ復帰に希望も見えたが、すぐに負傷離脱。主力とそれ以外の成績に大きな差があり、打順も探り探り。佐藤輝の打撃を生かす形を早く見つけて、得点力アップに繋げたい。

野手個人成績トップ(5月のみ)

【打率】
👑小園海斗(広島):.360

【打点】
👑牧秀悟(DeNA):25打点

【安打数】
👑小園海斗(広島):32安打

【本塁打】
👑村上宗隆(ヤクルト):9本

【出塁率】
👑丸佳浩(巨人):.410

【OPS】
👑牧秀悟(DeNA):1.100

【盗塁】
👑中野拓夢(阪神):7盗塁

たね的5月セ・リーグベストナイン

ここからは、5月の月間成績をもとにベストナインを選出。チームへの貢献度や印象に残るプレー、前月からのステップアップ度なども交えながら、独断と偏見で選んでいます。

投手:小川泰弘(ヤクルト)

月間成績は2勝1敗ですが、そのうち完封勝利が1回、もう1試合も7回無失点でQS率100%。月間防御率も0.88(1位)と、エースとしての面目躍如👏
3勝を上げているウィルカーソンや大貫、球史に残ると言っても良い投手戦を演じた大野&青柳とも迷ったけどね…。ヤクルトの首位浮上への貢献度なども考慮して、ライアンを選ばせてもらいます😊

捕手:中村悠平(ヤクルト)

休養を挟みながらの起用が続いてはいるが、復帰後からチームの勝率が爆上がり⤴️防御率にも影響が見え、特に3-4月苦しんでいた小川・サイスニの防御率が一気に向上。こうも変わるか?と思わされたチームへの貢献度を考え、ムーチョは外せない。
個人的に一番気になってるのは、阪神の長坂捕手。肩強いしリードも良い🙆‍♀️来月あたり期待してます👍

一塁:マクブルーム(広島)

月間成績は打率.303/27安打/4本/18打点/OPS.859と文句なし‼️長打率が低いチームにあって、得点源として素晴らしい働きを見せている。守備面ではまだ課題も多いけど、ここ数年苦しんで来たカープの助っ人問題も解消の予感⁉️そして左投右打っていうレア度も個人的に熱い(笑)

二塁:牧秀悟(DeNA)

並み居るセの好二塁手の中でも、5月はぶち抜いてNo.1の成績‼️打率・打点・本塁打でトップ2に名を連ね、OPSは圧巻の10割越え😵❗️通算成績でも現在リーグ首位打者。すっかりチームの顔となり、獅子奮迅の活躍。牧に2年目のジンクスなど微塵も無さそうですね👏

三塁:村上宗隆(ヤクルト)

2試合連続満塁弾、自身2年ぶりのサヨナラ弾など印象的なホームランでチームを勝利に導いた村上。打点も12球団最速で40に乗せるなど、5月は特に4番としての活躍が際立った💪現在ホームラン・打点でリーグ2冠。今季も岡本との争いが益々熾烈に!

遊撃:小園海斗(広島)

3-4月の不調が嘘のように打撃がV字回復↑↑5月は打率.360/32安打とどちらもリーグトップの成績を残し、西川・菊池らの不調を見事にカバー。長打率にはまだ課題も5月は2本塁打を記録。守備でも安定感を取り戻してきている👍
実はうちの長岡も頑張ったんです❗️5月は打率.314で4位だし、得点圏は牧を上回る.450‼️プロ初アーチも出たしね🌈今回選ばなかったけど『長岡秀樹』是非名前だけでも覚えて帰ってください。

右翼:ポランコ(巨人)

5月の打率は.318でリーグ3位と絶好調!左投手を苦にしないところも強みだし、走塁意識も高い。左翼ウォーカーと共に間違いなく大当たり助っ人💪守備面には不安はあるものの、これだけプラスを生み出せれば目を瞑るしかない(笑)
余談だけど、佐藤輝の起用法が固まらないせいで何となくベストナインに選びづらい💦オールスターとか票が割れそうでちょっと心配なのだが…。

中堅:近本光司(阪神)

ようやく本来の近本が戻ってきた❗️月間打率も3割超、30安打・6盗塁はいずれもリーグ2位の好成績。出塁率・得点圏もチームトップ。昨季までに比べて長打が減ってるのは気になりつつも、走攻守揃った総合力の高さを見せつけ始めた5月だったように思う。

左翼:A.マルティネス(中日)

ビシエドの不調や石川・木下・鵜飼という得点源の567離脱で苦しかった5月、チームを打撃面で支えたアリエルを選びたい!月間打率.320/3本/OPS.973と好成績。今季から本格的に始めた外野守備も(先日見事なトンネルしてたけど)思った以上に軽快👍
佐野は離脱期間があったこと、ウォーカーは守備でのマイナスが気になり今回は選外としたけど、レフトも激戦区になって来たね❗️

中継ぎ:伊勢大夢(DeNA)

唯一2ヶ月連続受賞の伊勢大明神‼️先日SB牧原にタイムリーを打たれるまで、21試合連続自責点0、12試合連続無安打を記録するなど、セ・リーグでは無双状態💪来月も連続受賞あるかな?これからも楽しみです😆

抑え:R.マルティネス(中日)

5月の防御率は0.00‼️セーブ数では大勢・マクガフ・山﨑に一歩及ばず6セーブとはなったものの、登板した試合では確実に抑える仕事ぶり👍ストレートの被打率は栗林や大勢らを上回り.059とリーグNo.1👏猛者揃いの抑え部門で、先月一番安定感があると感じたライデルを選んでみました♪

たね的月間MVP

👑投手部門:小川泰弘

エース復活‼️これに尽きる!今季初完封おめでとう🎉

👑野手部門:牧秀悟

佐野&宮崎離脱時も孤軍奮闘‼️まさに"牧個人軍"でした(笑)

ここまでのお付き合いありがとうございます。
週明けを目処に、スワローズの月間レポート5月号もまとめる予定です。
よろしければ、また遊びに来て下さい!

それでは、また👋


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