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志す

たぶん、何かを志すって、ただの憧れとか願望だけじゃないんだろうな、なんて思います。
その人が意識しているかどうか分からないけど、おそらく、志すものに、何かしら自分との共通点を見出してるんじゃないかな。どこか通ずるものがあって、だからそこに携わりたいと感じるんじゃないかな。

子どもの頃の、サッカー選手になりたいとか、野球選手になりたいとか、そういうのとは少し違って、ある程度の経験をして、年齢になって、「この道に進みたい」っていうお話です。

例えば、一流シェフになりたいと志して、海外に修行に行く、とか。
まるっきりの味音痴のひとは、そもそも目指さないと思うんです。
たぶん、行くひとは、見えている光があるんだろうな。それを掴みに行くんだろうな。


私が以前お世話になった派遣会社の方も、志しての転職をした方でした。
元々はハローワークに勤めていて、でも、そこでは求職者さんに対して自分が望むような働きかけは『規定外』だった。
その方は勉強して資格を取り、派遣会社に転職。
ひとつのところに長く居られない私の気質を理解してくれて、でも、できるだけ長く居られるように工夫もしてくれて、助言もくれて、たくさんお世話になりました。
やっぱり、自分のためのことだけじゃなくて、誰かの力になりたいっていう志しは、大きなパワーを生むんだろうな、といつも感じていました。


道は広がっているんだな、と感じています。
志したものに届く人もいれば、届かないひともいる。
届かなくても、そこに近い、携われる場所に身を置くひともいますよね。
例えば、選手としてはあんまりだったけど、子どもたちに教える道に進むひと。
故障して、選手生命は絶たれたけど、トレーナーとしての道を選ぶひと。
選手はやめて、普及活動に励むひと。
みんな、志からは、離れてはいないと思うのです。
そういう、派生した志を胸に抱いていくのって、私にはとても美しく、素晴らしいものに感じられます。

私も、今、属している世界で、そんな大層なものではないけど、志して、お務めに励んでいます。
相手の方が、少しでも楽になるように。
痛みが、和らぐように。
あんなこともこんなこともしてみたい⋯上を見たらきりがないけど、今の自分にできるベストをお届けして、お送りして、光の使者としての役割を全うしていきたいと思っています。
ひとりでも多くの方に、愛と光を。


読んでくださって、ありがとうございました。
また明日。
おやすみなさい。

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