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私のなかで大きかった出来事

ベルリンの壁崩壊
ずーっと世界は東西の冷戦で、成り立っていた。
人びとが、ハンマーとかで壁を叩き壊し、よじ登り、両手を掲げている姿を見て、「歴史は変えられるんだ」と強く感じた日。
小さなきっかけが、大きな結果を生み出した。
私はこの日の感動を忘れない。


湾岸戦争
アメリカを中心にした多国籍軍とイラクとの戦い。
テレビの画面に映し出される弾幕。
私は「戦争って、テレビで見られる時代になったんだ」と口にしたのを憶えています。
その画面からは、生身の人間の生死が感じられなかった。それが、怖かった。

ケータイが普及したこと
それまでは、家電(いえでん):固定電話しかなかったから、告白とか、呼び出しとかも、ぜーんぶ公衆電話か家電。
好きな男の子のお家に電話するのは、ハードルが高かったのです。
電話に出るのは、ほぼお母さんだったから、きちんと敬語を使って、礼儀正しくして、印象を良くするためにがんばっていたものです(遠い目)。
一人暮らしのときも、固定電話の権利を買って、8万くらいだったかな、お部屋に電話器を置いていましたね。

ケータイが庶民に普及する前、高価な『携帯電話』が存在しました。
電車のなかで使っているひとを見たことがあります。重装備で大変そうでしたね。

ケータイが現れてから、お家を経由することなく、好きに連絡が取れるようになりました。
しかも、なんで有線じゃなくてお話ができるんだろう(まぁ何となく仕組みは理解したけど)、とにかく、ひとつの新しいものの誕生でした。

ちなみに、うちのお兄ちゃん、まだガラケーです。古いのをずっと使ってます。
iモードとかで検索して、できなくて、(当たり前でしょ、もう対応してないよ)不便とか言ってます。


地下鉄サリン事件
青天の霹靂でした。
こんなことが起こるなんて。
こんなことを企てるひとたちがいたなんて。

短大生だった頃、電車の窓から、あれは中野かな、高円寺だったかな、駅前で選挙の宣伝してるオウムのひとたちを見ていたけど、その頃はそんなに危険な団体だとは思っていませんでした。

事件が起こった頃、私は東京住みではなかったけれど、速報で都内がとんでもない事になっていると知りました。
でも、そのときは、みんな、何が起こっているのか分からなかった。
日が経つにつれて、サリンの恐ろしさを知り、そして、オウム真理教の恐ろしさを知りました。

すごく頭のいいひとたちが、社会から外れて、オウムに入信してしまっていた、ということも、「頭良すぎたのかもしれない」と思いました。
何を信仰するのか、何を崇めるのか、そこでの学びと道は何なのか⋯考えさせられました。

また、多くの被害者の方がサリンの後遺症に悩まされていました。
事件が段々風化していくなかで、後遺症を持つひとたちが、会社や社会で冷たく扱われていく実態も知りました。


ダイアナ妃死去
仕事中、早番でお昼を食べたひとたちが売り場に戻ってきて、「ダイアナ妃、死んじゃった」と口々に言いました。
交通事故。
でも、密かに陰謀論があって、ここでは書きませんが、「有り得る」と思いました。
慈善活動に力を注いだダイアナ妃。
私のなかでは、今なお美しい、英国の薔薇。

オバマ大統領就任
初の有色人種の大統領。
すごいことが起きた。そう思いました。


ビン・ラディン殺害

アメリカ同時多発テロなどを企てたウサマ・ビン・ラディン殺害。

9.11のテロも衝撃でした。
テレビで風呂上がりに見て、愕然としました。
航空機にはオートパイロットシステムがあるから、ビルや国防総省に突っ込んだのは、手動運転したということ。命がけのテロ。
そして、多くの人が死傷しました。

私は、ビン・ラディン殺害の報を受けて、歓喜するアメリカのひとたちを見て、なんとも言えない違和感を感じました。
みんな、9.11で、悲しかったんじゃないの?
強い怒りを覚えたひともいたと思う。
でも、命の尊さを、あのテロで突きつけられたはず。

それなのに。
首謀者だったら、殺していいの?
国を上げて、軍が殺しに行くって、どういうことなの?
ビン・ラディンにだって家族がいる。
家族の痛みを、アメリカのひとたちは、わかるはず。知っているはずでしょう?

これは、殺害。
勝利なんかじゃない。
正義なんかじゃない。

こうやって、繰り返すから、戦争はなくならない。

そういう意味合いで、私のなかでは、9.11よりもビン・ラディン殺害の方が重い記憶になりました。



スマホが来た

私はスマホにしたのが結構遅いほうでした。
初めは、Android。
電話がかかってきて、出方が分からなくて、もたつきましたね(笑)。
あるゲームにハマって、「AndroidよりもiPhoneの方が回転率が良いらしい」と聞いて、iPhoneに変えました。
でも、引き継ぎが上手く出来なくて、ゲームはやめてしまって、あんまりiPhoneにした意味がなかったかもです。

LINEを入れたのも遅い方だったと思います。
友だちに「早くLINEにして」って急かされました。
でも、使い始めてみたら、LINE超便利。
なんでLINEは通話が無料なのか、よく分かってないで使ってます。
ひとって、自分に都合のいいものには追求とかしない生き物なんだな〜と思いました。

スマホなんて子どもの頃は想像もしてなかったです。
便利な世の中になったのだー!!
文明ってすごい!!

続きは、また、いつか。


読んでくださって、ありがとうございました。
また明日。
おやすみなさい。

#創作大賞2024 #オールカテゴリ部門

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