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テレワーク前提で創業?経験が生み出した今の形

こんにちは!コグるくんです。
AIで営業トークを分析するサービスを提供している、コグニティ株式会社のマスコットキャラクターです。

コロナ禍を機に急速に進んだテレワークですが、コグニティでは2013年の創業時から完全在宅勤務制を採用し、現在もほとんどのメンバーがテレワーク勤務です。

今回はコグニティを創業した代表取締役・河野さんの、テレワークによる働き方への思いやきっかけをご紹介します。

テレワーク前提で創業?経験が生み出した今の形 <目次>
(1)経験その1、バイアスのない大人との出会い
(2)経験その2、世界を舞台に活躍する大企業の仕事力
(3)2つの経験がつながって"今"がある
(4)テレワークの裾野を広げてゆきたい

(1)経験その1、バイアスのない大人との出会い

スポーツ科学の学者になりたかった

徳島県に住んでいる10歳くらいの頃から、スポーツ科学の学者になりたくて「博士(はくし)をとるぞ!」と思っていた河野さん。
苦手意識のあった運動を克服するためにスポーツ科学について学び、中学生のときにスポーツ科学に関するウェブサイトを立ち上げました。

これはWindows95が発売され、後にインターネット時代の幕開けと言われる頃の話です。
当時、スポーツ科学の研究について発信しているウェブサイトはありませんでした。

「女子中学生だから」ではなく、「研究」に目を向けてくれた大人

そして、このウェブサイトで発信した研究に興味を持ち、声をかけてくれたのが東京の大学教授でした。

教授は河野さんを学会へ連れて行き、研究内容を発表する機会を与えてくれたそうです。

「インターネットで人がつながる」ということがほとんどない時代に、「若いから」「女性だから」というバイアスなしに自分の研究に関心を持ち、発表のチャンスを与えてくれたことに、河野さんは驚きました。

「女子高生だから」ではなく、「分析」に目を向けてくれた大人

チームの一員としてヴォルティス徳島(現:徳島ヴォルティス)のゲーム分析をした10代の頃(左)

バイアスのない出会いはその後も続きます。

立ち上げたウェブサイトは、スポーツ科学の研究者やアスリートの情報交換の場として成長します。
そして高校時代、サッカーチーム「徳島ヴォルティス(当時:ヴォルティス徳島)」から試合のデータ収集と分析をしてほしいと声がかかりました。
河野さんはチームの一員として毎試合を分析し、チームはその分析データを戦略作りに生かしていたそうです。

バイアスのない社会を作りたい

「女子中学生の研究」ではなく、研究自体に興味を持ち、登壇のチャンスを与えてくれた大学教授。

「女子高生の分析」ではなく、分析自体に注目し、それを戦力として生かしてくれたサッカーチーム。

バイアスを持たずに声をかけてくれた大人たちとの出会いは、河野さんに「自分もそういうチャンスを作っていきたい」「バイアスのない社会を作りたい」という思いを湧き起こしました。

(2)経験その2、世界を舞台に活躍する大企業の仕事力

学びを求めて

スポーツ科学者とつながることのできる事業はとても面白く、一時はこの道でやっていこうと考えていた河野さん。
しかし、次第に現在の事業だけでは「バイアスのない社会」への根本的な解決にならないと感じはじめていました。

そこで大きなところで学びたいと考え、事業を仲間に譲渡し、ソニー株式会社に新卒入社しました。

「時差や距離で一緒に働けない」こともバイアス

ソニーでは新規事業や知財関連など幅広い業務に従事し、140ヶ国ほどの担当者と仕事を進めていました。

海外との仕事は時差が発生します。
簡単に顔を突き合わせることもできません。

しかしソニーでは、さまざまな工夫と技術で、時差や遠距離で会えないことの壁を超えてゆく。

この推進力を目の当たりにした河野さんは、「時差や距離があるから一緒に働けない」というのもひとつのバイアスであり、技術で解決できるのだと考えるようになりました。

(3)2つの経験がつながって"今"がある

女子中学生、女子高生だからというバイアスなしに声をかけてくれた大人との出会いによって、「バイアスのない社会を作りたい」と思いはじめた10代の経験。

そして工夫や技術によって時差や距離の壁は乗り越えられると気付かせてくれたソニーでの経験。

この2つの経験がつながって「技術でバイアスのない社会を作りたい」と思うようになりました。

この "思い" が、時間や場所にとらわれないテレワークという働き方の実現につながり、現在のコグニティがあります。

(4)テレワークの裾野を広げてゆきたい

イベントなどで会社紹介時に使用されるスライド
女性比率が非常に高く、女性マネージャーも50%を超えている

2013年に1人で始まったコグニティは、現在300名を超えるコグワーカーに支えられ、大所帯のスタートアップとなりました。

女性比率が増加し、その半数以上が育児や介護、通院治療が必要など、何らかの制限があるなかで活躍しています。

また本社は東京ですが、活躍の場は自宅。
さまざまなツールを使用し、コミュニケーションをとりながら、海外を含む各地から就業しています。

テレワークだからこそできた「バイアスのない働き方」を実現したコグニティ。
これからも仕組みやルール作りなど、見直しを重ねながら成長を続け、テレワークによる働き方を広げることで「バイアスのない社会」を目指します。

バイアスのない社会の実現は事業でも進めています


バイアスのない働き方を実現しよう

コグニティでは、現在の倍近い700名体制を目指しています。
バイアスのない、柔軟な働き方で活躍したい仲間を募集中です。

「1日10分でも働きたい」
「育児・介護の空き時間だけ働きたい」
「マネージャーを目指せるテレワークが希望」

さまざまな希望にマッチするお仕事があります。
ライフステージの変化によって、働き方を変更しているメンバーもいますよ。

興味のある方はチェックしてくださいね。

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