Tomohiko SEKI

映画製作プロダクション(株)コギトワークスの代表取締役 / プロデューサーの関友彦です…

Tomohiko SEKI

映画製作プロダクション(株)コギトワークスの代表取締役 / プロデューサーの関友彦です。I am the producer and CEO of film production company cogitoworks Ltd. http://cogitoworks.com

最近の記事

留まるモノ。 "memorable"

消費されていくモノに興味がない。 もっと言うと「売れる、話題になる」を第一義に求める思考からは、流行りは生まれるが、それはいつしか流れ消えゆくモノでしかないと感じている。 ボクは、留まるモノが好きだし、そういうモノを作っていきたいと思っている。ただそれだけ。 I am not interested in the works that are consumed. To be more specific, the idea of "Popularity" in the firs

    • 【延長上映決定】

      ちょっとだけ上機嫌な気分をお許し下さい。  弊社コギトワークスが初めて《製作・配給》した2作の映画が、コロナの影響でほとんど同時、しかも緊急事態宣言解除直後という公開時期となってしまったのですが、それでも、なんとかなんとか毎日を乗り越えて、お客様に届けることが出来ました。 そしたら、2作品共に、劇場さんから「延長上映を」と言って頂けたんです。 こんなビッグニュースってないですよね!ね! 本当に、本当に、みなさまどうもありがとうございます‼︎ そしてまだ始まったばかり

      • 臆病を味方に外に出る。 I don't forget my cowardice and I go out now.

         人間は元来、分からないものに恐怖を抱く。 対処の方法は唯一、その正体を理解し、知る事だ。 無闇な恐れは自分を萎縮させるだけ。 臆病を味方に、ボクは外に出る。  People are originally afraid of things they don't understand. The only way to deal with it is to understand and know what it is. Unnecessary fear only atrophi

        • 【プロって、】

           先日、オンラインを使ったとある勉強会で「感染症対策の専門家」の方にお話をお伺いする機会がありました。  約3時間の50人程が参加した勉強でありましたが、それはとても為になる会で、今後我々が afterコロナ の環境とどのように接していくべきなのか、という指針を見出すことが出来る会でありました。  そんな勉強会の最中に、昔から授業といわれる場においてどうしても上の空になりがちなボクは(ほんと、ごめんなさい非常識で)その方の言葉を聞きながら、思っていたことがあります。 「

        留まるモノ。 "memorable"

          【初期作品を、改めて堪能】

          時間を持て余している。 いや、実は、考えないといけないことは、こんな事態の真っ只中でも、嬉しことに山程ある。 寧ろ普段の To Do に加えて、会社の経営の事を考えると、すでに申請した融資のことにしても、さらなる給付金のことにしても「公のパンフレット」を読めば読むほど、まぁ気が滅入る。 目の前はなんとかなるけど、結局は借金だからね。助けてくれた訳じゃない。問題を先送りにしただけな気がしてならない。結局は自分でなんとかするしかない。こんな悲惨な国、もう嫌気がさす。 そん

          【初期作品を、改めて堪能】

          【天邪鬼にとっての時間の選択】

          リモートワークというよりは『自宅待機』又は『開店休業状態』な時間を過ごしています。まぁ正直、睡眠時間は倍増してますね。 毎朝犬の散歩があるので、6時台に1時間ほど近所の遊歩道や商店街をパトロールして、家に戻って犬や自分たちの朝食を済ませ、そこからがっつりと昼寝。 日中、数時間だけ、なーんとなくのやることやって、 日暮れどきにまた1時間の散歩。その後、犬に餌をやり、お酒片手にちょっとだけ手間の掛かる夕食を用意し、それを食す。食後には更にお酒もすすみ、ソファーに寝そべり映画

          【天邪鬼にとっての時間の選択】

          TO: 【特に、仕事関係以外の友達に向けてのお願い(学校友達・馬乗り仲間たちへ)】

          随分と連絡を取り合ったり、会うこともしていないですが、お久しぶりです。関友彦です。 まさか、世の中がこんな事態になってしまうとは想像すらしていませんでしたね。みんなは大丈夫ですか? ボクは馬乗りを辞めてもう20年になります。日本での学生生活を終え、その後四年半イギリスで過ごした後に、帰国したのが2000年。それからはずっと映画人です。いちスタッフとして今も、映画を制作し続けています。 一見、華やかに見える世界かもしれませんが、それはスクリーンの中。それを支えているスタッ

          TO: 【特に、仕事関係以外の友達に向けてのお願い(学校友達・馬乗り仲間たちへ)】

          【観たくなる映画と好きな映画は少し違う】

          「好きな映画はなんですか?」と聞かれるとわりと困る。 そんなに多くの映画を観ている方では決してないし、オールジャンルが得意という訳でもないけど、その都度、年代や気分でも好きな映画は変わるのでなかなか歯切れが悪い。 まぁでも「宝もの」のように思っている映画もいくつかある。 『しとやかな獣』’62年 監督:川島雄三 『ダーティーハリー』シーリーズ 特に『ダーティーハリー2』’73年 監督テッド・ポスト 『カッコウの巣の上で』’75年 監督:ミロス・フォアマン

          【観たくなる映画と好きな映画は少し違う】

          【ビフォー アフター】

          【たった一つの出来事によって価値は変わる。】  昨夜、弊社で製作・配給を行った映画「すずしい木陰」は満席でした。公開4日目、上映期間途中での「最終日」と判断した日の出来事でもありました。  まだ「コロナ」という名称すら知らない時期に、4月4日公開と決まったこの新作映画は、弊社にとっては初の【製作・宣伝・配給業務】の一切を自社のみで行った映画でした。  通常、多くの制作プロダクションは「作る」ことに特化していて、宣伝・配給業務までを行うことは珍しいです。この「分業制」とい

          【ビフォー アフター】

          弊社(株)コギトワークスの紹介

          先日、自身の自己紹介をさせて頂きましたが、今回は、弊社の紹介を簡単にさせて頂きたいと思います。 会社名は cogitoworks Ltd. → 株式会社コギトワークス です。 何を行っている会社かと言いますと、映画やドラマなどを製作している所謂製作プロダクションという業種であります。 会社名であるコギトワークスの由来は ー 「コギト」はラテン語で『想う』・『考える』という意味。そこに「ワークス」=『動かす』を加えたもの。 『考える』を『動かす』と、『創造』になる。

          弊社(株)コギトワークスの紹介

          note はじめまして。

          最初の投稿なので、簡単な自己紹介からはじめたいと思います。 はじめまして、私、映画やドラマなど「脚本のあるもの」を主に製作している(株)コギトワークスの代表取締役 / プロデューサーの関友彦と申します。 「映画プロデューサー」ってそもそも何をやっているの? ということを説明するのはなかなか難しく、想像しづらい職業ではありますが、名刺にプロデューサーと書く前には、フリーランスの映画制作部としてキャリアがスタートしました。 いや待てよ「制作部」の方が分からないですよね?

          note はじめまして。