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作品の話3

教場とジョーカーゲームを読んだ(見た)時に
感じたことがあったなと思い出し、今更書くわけですが。

意外にこの2作品に共通する感覚がありまして。

教師と教え子という関係性とか、
教師にはすでに答えが見えている部分とか、
部下たちも決して無能ではなく、さらに超越的な指導者がいるとか、
指導者から、彼らが所属する世界の視点を教わるとか、
事象はすべて魔術ではなく、全ては観察や技術体系であることとか、
あり得ないことはなく、全ては修練の中で身につくことだとか、

で、どちらも伏線が張られており、さくっと回収されるあたりとか、
後半の作品になるにつれて、伏線が分かりにくくなり、
初見では読み解くのが難しくなるあたりとか。

まあ、それは続けていく上で、前作よりも作品をさら深く組み立てていくからなのかもしれませんが。

それも含めて、どちらも面白いです。

もう一度1巻から読み直しても、古く感じたり、飽きた感じがしないのは
名作なんでしょうね、、、

何かを否定する意図はありませんが、
個人的には小説版がいずれもお薦めです。

ジョーカーゲーム1巻


教場1巻


読み放題にもなったりするのでKindle Unlimitedもお薦めです。


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