生造花

はい、では今日は造花専門家の生地地 成美(きじち なるよし)さんにお越しいただきました。生地地先生、よろしくお願いいたします。

よろしくお願いいたします。

今回は造花のなかでも生造花(きぞうか)を特集したいと思っているんですけども、ずばりこの生造花、最大の魅力はなんでしょうか。

そうですね、やはり生であるということ、これが1番ですね。

ええ。

生でしか出せない色味というのがあります。こちらなんか特に

先生、そちらはただの造花で

失礼、こちらですね。

はい。

やはり映えますよね。とても色味がいい。造花ですから、当然匂いはないんですけども、生となるとあたかも匂いがついているような、そんな感じさえしますね。

ちなみに、生造花とそうでない造花は具体的にどのようなところが違うのでしょうか。製造法とか。

ええ、まあそうですね、1番のポイントは新鮮さですね。

新鮮さ、ですか。

はい、まず布としてはかなり新鮮なものを使っています。生の場合は。

布が新鮮かどうかが、生造花かどうかの判断軸になるということですか?

いえ、そういうわけではありません。布ももちろんですが、色をつけるインクや絵の具、これらの状態も肝心ですね。

では、布が新鮮で、かつ塗料も新鮮であれば生と

そういうわけでもないですよ。まあこの辺はとてもむつかしく、センシティブな部分でもありますので何とも言い難いところではあるのですが、なんにせよ生というのは素晴らしいことですから、生造花も良いものなんですね。

(了)

首がいたく、左の手と足がやや痺れ、加えて力が入りにくいような気がしていて、とてもビビっています。明日病院に行く予定です。

それではまた。

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