「自己満足で終わらせない」〜コーヒー屋経営で大事にしていること〜
コーヒーを買ってもらってお金をいただく、所謂コーヒー屋になって早4、5年。
今でも常に心掛けているのは自分がおいしいと思うコーヒーをお客さんに押しつけないこと。
やっぱりスペシャルティコーヒーを売るなら素材を活かすために浅煎りにして酸やフルーティさを全面に出そう!
などはじめの頃は「おいしいコーヒーとはこれだ!」なんていう自分なりのこだわりがそれなりにあったと思う。
ただ店頭やイベント出店などで実際にお客さんと話していると、お客さんが求めているコーヒーと自分がおいしいと思っているコーヒーが違う場合がまあまあある。
深煎りのしっかりとしたコーヒーが好みなんです!
と言っているお客さんにただ一方的に浅煎りのコーヒーをすすめてはいけない。
どうしても浅煎りのコーヒーを飲んでいただきたいなら、まずはもう少し焙煎度合の深い中煎りや中深煎りからすすめるとか、
少量だけ試飲してもらうなどの段階を踏むことが大事だと思う。
ただただ自分の好みのコーヒーを押しつけるのではなく、お客さんに寄り添い、話をしながら、こういったコーヒーもおもしろいですよ!
といった「提案」をするようにしている。
あまりにもお客さんの好みにあわせて、自分の軸がなくなってしまうのは当然ダメだけど、目の前のお客さんの求めているものを理解しようとしないのはもっとダメ。
独りよがりのコーヒーになりすぎないように、これからも目の前のお客さんとの対話や反応を見ながら、よりおいしいと思ってもらえるコーヒーを届けていきたい。
X(旧Twitter)やInstagramのフォローもよろしくおねがいします。
愛媛県松山市でコーヒースタンド&ロースタリーやってます。
自家焙煎コーヒー豆やドリップバッグコーヒーはオンラインショップでも販売中。
ぜひのぞいてみてください↓
https://coffeeyawataru.stores.jp
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?