見出し画像

みずみずしく

中医学に一源三岐説というものがります。

「ひとつのみなもとから、三本のみちが枝分かれしている」という意味ですが、ここでいう源とは何か?

ここでいう源とは子宮のこと。

ちなみに三岐は、任脈、督脈、衝脈の三本の経絡をさします。

源は、「はじまり」を現わす原点の原にサンズイですから、子宮とは、とてもみずみずしいもので、水や瑞々しいものは、中医学では陰に属します。

水をたくさん飲んだからといって、からだや子宮がみずみずしくなるわけではなく、その瑞々しくあるはずのものは、動きをともなっていなければなりません。動きがあるから瑞々しいものとなり、動きのない水は湿や痰などのたまり水、にごり水となり、細胞組織の本来の機能をストップさせてしまいます。

 ゆく川の流れは絶えずして、しかし元の水にあらず

気の力によって送られる水は、常に新しく、瑞々しい水であればこそ、子宮は活き活きとした、生命を生み出す臓腑となります。

読んでくれてありがとうございます。

みずみずしくあれ

不妊​








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?