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うつ病と冷え症の関係4

うつ病も冷え症も、寒熱、虚実、陰陽のバランスが崩れているということでは同じ。つまりうつ病も冷え症も、体内のバランスを良好な状態にすることがその対処法となります。そこを正すことなく事態が好転していくことは難しいといえるでしょう。

昼間は肉体労働をして夜は眠る、という昔の人と変わらない生活をしている国や地域のほうが、うつ病の発症率が低い実態を見れば、多くの先進諸国民の生活様式はバランスが悪いということになります。

自然に触れる機会や肉体労働の時間が少ない(もしくはまったくない)、寝るべきはずの時間に眠らない(れない)、充実した睡眠が得られない。このように大自然の営みからみて、バランスの崩れた状態を本来の姿に戻すことが、うつ病を治すためには必要です。

それをせずとも治癒するひともいるかもしれませんが、おそらくとても少数です。

前回も述べましたが、うつ病を治すためにやった方がいいのは、冷え症のそれと同じように、生活のバランスを大自然の営みに合わせること。

具体的には、朝は起きる、起きて散歩をしながら紫外線を浴びる。夜は寝る。

夜に眠るためには、いい意味で、日中に疲れておかなければなりません。日中に疲れるため夜の睡眠が深くなる、というサイクルを生み出すことです。

朝起きられない、起きられないから散歩もできない、日中に疲れないから、夜になっても眠れない、という悪循環をどこかで断ち切らねばなりませんが、うつ病だとそれができない。

そこで、体を温める。うつ病を冷え症と同じように扱う。お風呂に入るのは、朝起きるよりも簡単です。

読んでいただきありがとうございます。軌道に乗せるための初動が一番大変です。

きいちろぶろぐ・冷え症


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