眠りがもたらす
不眠には、他の疾患に付随しておきる続発性不眠と、とくにこれといった原因がない(しいていえば精神的ストレス)原発性不眠があります。
痛みや痒み、就寝時の無呼吸が眠りを妨げるように、不眠もまた治癒を妨げ、眠れない、眠りが浅いといったことが多くの病症をつくりだします。
眠れないと、
眠れない → 治癒力の低下 → 慢性化 → ストレス耐性の弱化(ストレスに対して過敏に反応してしまう) → 眠れない
といったループが生まれてしまいます。
つまり運動器疾患であっても、消化器疾患であって、循環器疾患であっても、眠れないことが一つの大きな要因となります。疾患をよくするためには眠りが不可欠で、そのためにはストレスを無くし(減らし)、ストレス耐性を正常化する必要があります。
腰痛を治療するのに、整形外科と心療内科がタッグを組むといった取り組みがなされるのは、運動器疾患を運動器疾患としてだけで捉えるのには無理がある症例が多数あるからです。
読んでくれてありがとうございます。
眠りは基本、根本。
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