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不妊治療とうつ

体外受精などの不妊治療の開始初期の女性の半数以上に、抑うつ症状があることが国立成育医療研究センターの調査で明らかに。

成育医療研究センターの研究グループは、体外受精など高度不妊治療を始める、または初期段階の女性およそ500人を対象に精神状態に関する国内初の調査を行った。

調査は、睡眠、食欲、精神状態などについて、本人に回答してもらい、うつ病の重症度を評価。その結果、54%の人に軽度以上の抑うつ症状があり、特に20代では、抑うつ症状がある人が78%にのぼった。

                         ~日テレNEWS24~

東洋医学では、体内において「巡るべきものが巡る」ということをとても重要視します。巡るべきものとは、気・血・水。

気が巡らなければ、血も水も巡りません。気は、気自らの力で巡ります。気が、気・血・水を動かす力を推動作用といい、気の重要な働きの一つです。

気の力が弱くなったものが気虚、気の流れが悪くなったものが気滞です。気が弱くなれば推動作用も低下しますから、気や血や水を動かすことができず、気滞となります。ちなみに血が滞ると血瘀、水が滞れば痰飲です。

では、なぜ気の力が弱くなってしまうのか?

大別して内因と外因の二つがあり、内因とは感情、つまりは精神的なストレスです。(外因は、気候や気温など)

妊娠しないということそのものだけではなく、「不妊治療」にストレスを感じている女性も多いのではないか?かといって不妊治療をやめれば、妊娠できないのではないかと不安になる。

20代では、抑うつ症状がある人が78%、とのこと。

あきらかな器質的因子(原因のはっきりしているもの)がないのであれば、一度、自然妊娠に立ち帰るという選択肢があってもいいのではないでしょうか?とくに20代という年齢であれば、自然に妊娠する可能性は大いにあります。

読んでくれてありがとうございます。

不妊治療によって妊娠が遠ざかることのないように。

不妊治療の本末転倒

気を充実させる



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