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一緒に買えば怖くない!憧れの海外ロースターからコーヒー豆を買う!

コーヒーにハマると気になり始める海外のロースター。しかし購入のハードルが自分には高いなーと感じている方、少なくないのでは。

そこでコーヒー共和国では「もっと気軽に海外のお店の味を楽しもう!」と、不定期で共同購入を行なってきました。

第1回 Tim Wendelboe https://www.timwendelboe.no/coffee/ 

第2回 GARDELLI SPECIALTY COFFEES(イタリア)
https://shop.gardellicoffee.com/     ※World Coffee Roasting Championship(WCRC)

第3回 ONA Coffee(オーストラリア)
https://onacoffee.com.au/product-category/coffee/
※World Barista Championship(WBC)2015のチャンピオン

第4回 Market Lane Coffee(オーストラリア)
https://marketlane.com.au/
※共和国にゲストとして参加され、井崎さんの先輩でもある石渡さんがオーナー

今回は共和国メンバーであり、第4回共同購入の取りまとめをしてくれた、共和国技術顧問こと「つねぴ」さんに、共同購入の楽しさ、大変さ、ロースター選びからメンバーへの豆送付までの流れなどを聞いてみました。

共和国の共同購入に興味がある方はもちろん「個人で通販したい」「共同購入を主催してみたい」という方にも参考になるお話が盛り沢山です。

では、どうぞ〜👇

ーーまずは共同購入の流れからお願いします。

つねぴ「共和国の共同購入は「海外のここの豆が気になる!」という、心のつぶやきから始まります(笑)候補が出揃ったところで多数決をとり、購入するロースターを決定します。ロースターはその時の話題性で多数決そのまま決まることもありますね。最終的には取りまとめ役にイニシアチブがあるような気がします(笑)」

ーー取りまとめをしてくださる方にはいつも感謝しかありません🙏 私はロースターを決める際の「ロースターがどんな人で、どんな経歴を持っているなど深く知ってみたい」というメンバーからのコメントが印象に残っています。

「物は人で買う」というところもありますし、どんな人柄で、どんなバックグランドがあるかは、私も知りたいところです。例えばONAなら「井崎さんがササさんをコーチしていた」というエピソードがありましたよね」

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ーー全く知らなかったロースターさんでも、皆のコメントを読むうちに興味がどんどん出てきて、注文時には飲む前からファンになっています(笑) ところでオーダー記入は「スプレッドシート」利用ですね。希望する豆と個数を個々記入していきます。注文内容や金額が一目でわかるので便利です。他のメンバーの注文内容がわかるので、ついつい目移りしてしまって選びきれない……ということは起こりますが。締め切りまでに何度記入し直したことか😂

「希望が出揃ったらオーダー。ドキドキしながら日本で到着を待ちます。到着したら小分けにして共和国メンバーの元へ発送します。その後は「届いたよー」「こんな味だったよー」と報告が飛び交います」

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ーーでは、ずばり共同購入の楽しさってなんでしょう。つねぴさんの思うところを伺えますか?

「私は共和国に入るまで、そもそも海外のロースターに興味がありませんでした。というか知りませんでした(汗) 「知らないものは探さない」と言いますがまさに」

ーー意外です。海外のロースターを知ってからはどうでした?

「日本のコーヒーのレベルは高いと思っており、事実そうでしょう。ですがそれを判断するためにも、海外の豆も色々飲んでおきたいなと思いました。結果から言うと、たぶん私が一番共同購入にはまってしまったというか。「おー!こんな味あるんだ、スゲー!」と一人で盛り上がったり」

ーー1人盛り上がりはきっとみんなやってます(笑) そういえばつねぴさん、ONAのエチオピアに熱いコメントされてましたね!

「あれは衝撃で、「ベリー」のフレーバーが飲んだ瞬間にはっきりと素人の私にもわかりました。エスプレッソマシンがあれば、エスプレッソ用の豆も買って試せたのに……というのが心残りです」

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ーー取りまとめをしていて「これは大変」と感じることは?

「やはり届いてからの発送作業ですね(苦笑)皆さん注文品や数がバラバラなので、どう梱包するか、どうやったら安くお送りできるか……なんて考えてると、あっという間に2日くらい経ってしまいます。次はもう少し効率化出来ないかなーと考えています」

ーーご苦労おかけします😭 送料といえば、共同購入の最大のメリットは送料の軽減だと思うのですが、ぶっちゃけどれくらい得なんでしょう?

「例えばMarket Lane coffeeさんの場合は、海外発送は100豪ドルから……7000円前後です。コーヒー自体は1500円以下ですから、7000円分を購入した上に、その量に対する送料となると、さすがに個人での注文はコスパが良くないですよね。今回、海外から日本への送料は、購入金額により按分しました。もっとも購入金額が少ない方(200g一袋)ですと456円(+国内配送料)で済んでいるので、一気にハードルは下がると思います。一番たくさん買った私でも送料は3690円でした」

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ーー逆に送料の面だけ覚悟できれば、個人購入でもいいのかなと思いますが……


「好きな時に自分の好きなお店から直接買えるというメリットは大きいですよね。ただ個人的には、海外から物を買うという事自体に不安を感じる方は多いのではと思っています。決済が上手くいくのか、ものがちゃんと届くのか……などです」

ーー私はそれです! 英語や送料は気にならないものの決済画面でクリックできない(笑) カートに入れっぱなしの豆が世界中にあります(涙) と、ここまで読んで「自分でも共同購入を主催してみたい!」と思った方いらっしゃると思うのですが、つねぴさんからアドバイスはありますか?

「通常は「モノ」は買った瞬間が一番楽しいと思いますが、コーヒーの場合は飲んでみて初めて喜びを感じられるもの。共和国の共同購入では、報告がスレッドに並ぶのをみながら皆でワクワクできますし、井崎さんがチョイチョイ丁寧なコメントをしてくれる。結果ロースターが話題にのぼってから1ヶ月は楽しんでます。買ったコーヒーについて各々思ったことをアウトプットする機会を持つと、共同購入がより楽しめるのではないでしょうか」

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ーー最後に、次の共同購入予定をこっそり教えてください!

「コーヒー界の巨匠ジョージ・ハウエルさんのコーヒー豆です!
https://www.georgehowellcoffee.com/

7月中には発注したいと思いますので……まだ間に合いますよ(笑)  入国を検討されている方はぜひ、お待ちしております!」

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■常川朋之 株式会社エンターテイン 代表取締役CEO 
http://entertain.jp/
https://www.facebook.com/entertain2019/

2001年、商工会議所へ入所、企業支援や総務職を経験。2015年退所、同年伝統工芸を活用した事業で起業。2016年、アクセラレーターへ参画。特に地方行政が主催するプログラムを企画・運営し、産業創出のために地域のスタートアップを支援。同時に東京都内・大阪府の起業家支援プロジェクトなどでメンターを担当。メンタリング件数は3年間で1000件以上。

2019年3月、キャリア教育の一環として高校生向けに「起業家から学ぶ、自分の価値を発見するセミナー」を実施。全国各地の人や地域の強みを引き出し育てることを使命と感じ、同年4月に改めて法人を設立。

2020年、大手企業の新規事業創出に関わるプロジェクトをハンズオン支援、また自らもコーヒーに関する事業をスタート。

(文:小松崎千月)



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