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目覚めれば 甘い香り あなたが お茶を注いでいる 時計のない部屋 雨の降る午後の中で 私は…
辿り着いた 冷たい砂漠 月明かり 青く染まる砂に 風が 私を埋めていく (二つの 手持ち花火が…
風が通う家に あなたを残して 白い扉を開き 私は玄関を出る 外に広がるのは 光る夏の野 私は…
渋谷のスクランブル交差点の人達が 鈴虫の羽音の中へと消えていく 僕は誰もいない渋谷駅のホー…
まだ身体が 鉛のように重い 秋の爽やかな風が あなたの頬を撫でていく 稲穂 黄金色の命が たわ…
深い森 我一人きり横たわり 立ち上がれずに草の香を嗅ぐ 小雨降り ぬかるむ土に顔うずめ 幾多…