コーヒー豆の活用

最近は包装技術が発達しており、
ネット通販の豆も十分に品質は保たれている。
試しに、ミルで挽きドリップしてみるといい。
しっかりと膨らんでくれるから。
（古い豆、つまり、酸化した豆だとこうはいかない）

リーズナブルな価格に引かれ、
ついつい一度に2kgほども購入するのだが、
さすがにその量だと、保存方法に気をつけても
鮮度が保たれているうちに使い切るのは難しい。

最後のほうは湯を注いでも膨らみを見せてくれず、
まさに古い豆そのものになってしまう。

さて、どうしたものか。

もっとも簡単な選択肢は、ネットでの購入を控えることだが、
リーズナブルな価格に加え、利便性の高さも捨てがたい。
微妙な味でも飲み続けることはできるにはできるが、なんとも。
捨てるのも、惜しい気がする。

思い至ったのが、余った豆を芳香剤として使うことである。
豆を挽き、それを飾り用のマグカップにそのまま移す。

豆は挽いた時にもいい香りを発する。
その香りは、喫茶店を想起させ、
つまり、喫茶店のあの香りをマグカップから漂わせるのだ。
コーヒーの香りは消臭やリラックスの効果もあると言うから、
実用性も高いと言える。

ま、もちろん、豆は飲み切ったほうがいいのだけど、
こんな使い方もあるということを、ぜひ記憶にとどめてほしく。

今日もコーヒーの香りに包まれながら。
コーヒーのある風景。