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有名人がおかしなことを言いやすい理由。

有名人は有名になるほどに発言力が強くなります。「日本中誰しもが知っている」となれば、それは発言自体にも影響力が出てきますが、それと同時に間違ったことを言いやすくなります。それは、有名人の知能とはまったく関係がなく、構造的にそうなりやすいからです。その理由はおもに3つです。

1無理してまで人と違う視点をひねり出そうとする

目立とうとするあまり、無理して意見を捻転してしまっていることに気付けない場合が多いです。自分は個性があり認められているという自意識から、どんどん認知が歪んでいきますし、誰もそれを正すことはありません

2知らない分野に口を出しやすくなる

小室圭の話やコミケ問題などの話もそうですが、そもそも皇室に詳しくない、コミケなんて参加したこともないクセして、我が知り顔で評論してしまうわけです。「興味がない」なら「ない」と一言言えばいいだけですが、なんか言わなくちゃいけないと、彼らはつい思いこんでしまいます

3世間評を体よく利用してポジションを取ろうとする

例えば、世間一般的には「映画>アニメ」という構図があります。「アニメは大したことはなく、映画は素晴らしい」みたいに言っていれば、多くの人から合いの手を取れます「〇〇は大したことはない」「〇〇は誰にでも出来る」みたいなもの同様の評論です。大したことはないかどうかも実際に見たことがなく実態も知らない。そのくせして、知らないくせに口を出してふんぞり返っていて非常に横柄です。

こういう構図があるのですが、そもそも有名人が自分の意思で言っていることなので、咎めておいたほうが良いです。放置すると、世間にそういうおかしな認知が出来て、みんながおかしなことをし始めてしまうからです。

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