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【ありがとう】新木場STUDIO COASTでの思い出ベスト7

土地の契約上、来年以降の営業が出来ないため閉館とのニュース...数あるライブハウスでも多分一番行ったハコだし、音響もライディングも東京のデカバコで一番大好きなハコだったのでショックが大きい。

今まで新木場も無数のライブに行きましたが、なかでも印象的なライブを振り返りたいと思います。

1. BUMP OF CHICKEN「Pathfinder Tour2017-2018」

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2017-18に行われたBUMPの大規模ツアー「Pathfinder」のライブハウス編に当選。当時21歳の生意気娘が今のBUMPがライブハウスで見れる日が来るとは思っておらず...今思い返しても夢見心地でした。

ぎゅっと詰まったフロアを見て藤くんが「洗濯機見たいだな」と言って一歩下がろうと言ったけど、ぎゅうぎゅうで下がれなかったですね。それぐらい熱量が凄かった。

この日の「fire sign」が忘れられないな。今までのBUMPのライブはぐしゃぐしゃに泣いていたけど、この日のライブは楽しさやBUMPが生きてくれている有り難みが勝りました。アリーナでもライブハウスでもBUMPは最高だ。生きる糧です。

2.UKFC on the Road2018

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毎年恒例、[Alexandros]をはじめとしたUKP所属バンドが彩るライブハウスの夏フェス。そしてこの年の主役は三年間の活動休止を経て復活したthe telephones!

私の目当てはもちろん[Alexandros]。ダイブしたら上からダイバー降ってきて下敷きになって落ちた思い出。(その後ラストのKick&Spinでぶち上がって懲りずに飛んだ)。the telephonesは踊りすぎてシンプルに疲れたけどフェスで見る電話ズは安定感が凄まじいね。

この日のルーキーバンドはodolとaintが良かったですね。aintは3人体制になってしまいましたが...関係者席から洋平さんがodolのライブ見ていたのに驚いた。

フォロワーさんがBIGMAMAのサイン入りグッズ当ててて騒いだり、電話の誠治さん捕まえて写真撮ってもらったり、今じゃ考えられないほどフリーダム。早くこの頃を取り戻したい。

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3.MONOEYES×BRAHMAN「Mexican Standoff Tour 2018」

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邦ロックバンド史上最強(恐)マッチョ対バン!

ダイバーの洗礼を受けながら最前で楽しみました。下手のスコット側最前だったのでスコットにベース触らせてもらったり、ペットボトルシャワー浴びたり本当に贅沢な時間だった。

MONOEYESのあたたかな多幸感は唯一無二。細美さんは2ヶ月後にエルレの復活ライブを控えてましたが、両者一切エルレの話をしなかったのがめちゃくちゃよかった。

BRAHMANの時細美さんと1曲はコラボするだろうと思ったけど、がっつり3曲も歌ってて笑いが止まらなかった(笑)仲良すぎか!

4.ヒトリエ wowakaお別れ会

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2016年、2017年のヒトリエの新木場ワンマンも行ってますが、忘れてはいけないのはwowakaさんのお別れ会じゃないかな。

本当はこんな形で行きたくなかったし、あんな重い空気のライブハウスはもう経験したくないけど、この場所でヒトリエを見たからには行く使命感しかなかった。

4人の時にサインももらったし、フェス含めてライブもよく見に行ってました。そろそろ3人のヒトリエを見に行かないと。

wowakaさん、天国でも音楽やってるかな。今でも貴方が残した音楽聴いているよ。

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5.YYY Vol.3 -CLUB EDITION-(ageHa)

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新木場をクラブのageHaで行ったのはこれが最初で最後。オールナイトのクラブイベントでこの日は中田ヤスタカさん、 banvoxさん、tofubeatsさんなど主力DJが出演。

ヤスタカさんDJでPerfumeの「TOKYO GIRL」が聴けて嬉しかったな。DJはこの他にはTeddyLoidさんとか好きですね。

当たり前ですけどライブハウスとクラブではファン層が全然違いますね。治安悪いパリピだけかと思ったらスピーカー前で踊り狂うガチオタがいて、一般ピーポーがほとんどいないカオス空間だった。

この日よくミラーボールが回ってて「本来ミラーボールってDJの時に使うよな」と思った。

6.凛として時雨×RADIO FISH「トキニ雨#15”〜Hybrid Tornado Edition〜2016/7/6」

今まで見た対バンでも”迷対バン”!

話題をかっさらった完璧主義の凛として時雨と、異例の5度のブレイクをした芸人・オリラジの和解ライブ。

そもそもこの異色対バンが実現した理由が、TKがソロでMステ出た時共演したのがRADIO FISH、オオトリのRADIO FISHのパフォーマンスで雛壇が盛り上がっている中、TKだけが盛り上がらずモニターを見つめるぼっちぶりでSNSでは「RADIO FISHのとき時雨の人つまらなそうにしてた」と話題になってしまい...TK本人曰く「モニターで楽しんでいたつもり」だそうですが、向こう側の快諾もあり、弁明するためにツアーの追加公演として対バンを実現。

今は絶滅危惧ですがこの日の時雨はバンバンダイバー出てましたね。この日の「Telecastic fake show」が一層クールでカオスだった。

オリラジもダンサーキレッキレだし藤森歌上手いし、MCはTKいじってくれて面白かったしバンドマンでは見られないキレキレ話術でさすが芸人と思わせてくれるトーク力でした。最近はフェスで芸人が参入してるけど、こうした音楽人が生きる場所で芸人さん見れるの嬉しいよね。

私が高校生の時の話なんですが、ロケで藤森さんが学校の近くのモールに来ていて、友達数人と休憩中の藤森さんに遭遇して手を振ったところピースで返してもらったことがあり、次の日学校中で一気に話題になってました。懐かしいな。

当時の写真が見つからず、公式レポを掲載させていただきます。

7.TKfrom凛として時雨×österreich「Bi-Phase Brain “L side”」

伝説の元the cabs高橋國光復活ライブ。石田スイ先生、そして東京喰種主題歌「unravel」で世界を席巻し國光さんにオストライヒの初ライブの場として提供してくれたTKに感謝しかありません。このライブはこの年No.1と言っても過言ではないぐらい、いいライブでした。


これが予期せぬラスト新木場コーストのライブになりました。心の底からいいライブだったけどこれは有終の美ではなかった。彼はここからが再スタートだったんですよ。それにここで見たかったバンドが沢山いた...コロナが憎いに尽きます。


老朽化でもなく開発や経営悪化による閉店が相次ぎ、都内で評判のデカバコもどんどんなくなってきましたね。こんな形で思い出の場所が無くなるのは寂しいけど、また新たなライブハウスが建てられることを願います。


私の青春をたくさん作ってくれた新木場STUDIO COAST、ありがとう!クラファンでもらったTシャツ、大切にします。

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