トマトの守護神

　今朝、4時ごろに目が覚めたら、ガーガーという凶悪なカラスの鳴き声が聞こえました。スズメは、まだ起きていません。
　カラスよりスズメの方が早起きすると思ってましたが、巣立ちビナを狙っているのか、カラスが妙に早起きしてきました。
　スズメが起きたのは4時半です。一羽のスズメが、「チチチチチチッ！」と激しい警戒音を鳴らしました。おそらく群れのリーダーですね。他のスズメは、普通にチュンチュンと鳴いていました。
　カラスが襲ってくる様子はなく、ホッとしました。

　夕方、庭でたくさんトマトがとれました。これは意外なことで、いつもカラスに食べられてしまうのです。
　カラスは本当に何でも食べますね。一方、スズメはトマトを食べません。水分量が多い食べ物は、スズメの体に悪いらしいです。なので、米をあげるときは炊いた米でなく生米をあげましょう。
　さて、ここでカラスが早起きした理由がわかりました。トマトを狙っていたのです。ところが、スズメが威嚇しているので近づけなかったわけです。
　カラスは大人のスズメは襲いません。意外とスズメは強く、体当たりされたらかなりのダメージを受けます。実際、スズメがカラスに体当たりしにいった衝撃のシーンを見たことがあります。カラスは「ギャー！」と叫んで逃げました。
　というわけで、庭にスズメが住んでいると、トマトなどの作物が守れるということがわかりました。もちろん、個人的な推測ですけど……。