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Qグレーダー勉強会に参加して感じたこと

SCAJ主催のQグレーダー勉強会に参加してきました。

会場となったのは、コーヒー器具で有名なカリタさんの大阪支店。コロナになってから初めてのカッピングセミナー参加ということで、どのように感染対策をしながらカップするのか気になります。

持ち物としてカッピングスプーンが2本とあったので、ブレイク用とカッピング用と分けるという漠然としたイメージはしていたが、実際には各コーヒーに共通で使用するレンゲから、自分のカッピングスプーンに移して液体を口に運ぶという、なんとも手間のかかるものだったが、このご時世なので仕方がない。こなしていくと、案外慣れてくる。

簡単な説明を受けた後、早速第1セッション。カテゴリーはMild Coffeeで検体は6セット×5カップ。中南米中心のラインアップで、明らかにOldのコーヒーや意図的に欠点を入れたコーヒー、6検体のうち2検体がまったく同じものなど、教材として面白い内容。80点以上がスペシャルティといっても、自分の思う・感じる点数と、プロトコルに沿った点数の付け方には相違があり、80点前後のコーヒーに対するジャッジを相変わらず厳しくつけてしまう私。。。。

第2セッションは、ナチュラルコーヒー。ブラジルのナチュラルやハニーなど。第1セッション同様、Oldや80点ラインのコーヒー、高点数コーヒーなどバリエーション豊富な内容。特徴的な香りがある分、後味の印象やクリーンカップ、Old感など検体からの情報量が多い。その分、迷う。。。。

久しぶりのカッピングセミナーは、刺激にもなり勉強になった。

コーヒーは、楽しい。

ただ、やはり改めて感じたのは、プロトコルに沿った点数の付け方と、買い付けするときに判断する材料は、同じ部分もあるが違うポイントも往々にあるということ。どちらが良くて、どちらかが悪いということでない。

誰に、何を、どのように提供するかでコーヒーを選ぶポイントを考えていくのが大事だなーと、再確認しながら御堂筋線に乗り込むのでした。


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