余韻 ~écho blend~ のこだわり全部
8月から販売しているブレンド
「余韻 ~écho bled~」
その名のとおり心地よい甘さの余韻が続く
中煎りのブレンドです。
音声プラットフォームStand.fmで展開している
スタエフコーヒー部のコミュニティでメンバーと
一緒に味を比べて作り上げたブレンドです。
こだわりがめちゃくちゃたくさん詰まっているので
なかなか全てお伝えできないことが多いのですが、
このnoteでその想いを全て書き記してみました。
【音声でもお聞きいただけます!】
SNS向上委員会のあでぃさんとコラボ放送で
今回のブレンドについて色々お話ししました。
よかったら聴いてみてください!
文字通り、みんなの「声」から生まれたコーヒー
声で繋がる音声 プラットフォーム
Stand.fmのコミュニティ「スタエフコーヒー部」
詳細はこちらをご覧ください。
飲食店のオリジナルブレンドというと
ロースターにイメージを伝えて
いくつかのサンプルの中から1つを選ぶ
というようなこともよくあります。
しかし今回のブレンドは
コミュニティメンバーとイチから作り上げました。
どういうことかというと…
味のイメージだけでなく、
コーヒー豆のブレンド配合率や焙煎度合いまで
みんなでズームをつないで
サンプルをいろいろ混ぜてみたりして
しっかりと作り込みました。
コーヒー屋さんとかでなければ、
なかなかできない体験なので
メンバーさん達も完成をすごく喜んでくれたし、
僕自身も、自分だったら選ばなかった配合の
素敵なブレンドが完成してうれしかったです。
もちろんめちゃくちゃ美味しいです!
味については後述します。
また、ブレンドのイメージに合わせた
パッケージのデザインや
ブレンド名、包材ををどうするかなど
国内外のメンバーさん達と
話し合って作り上げた自信作です!
ブレンド名:「余韻 ~écho bled~」
音声で繋がるSNSは、
放送が終わった後も余韻が残るものです。
ふとオンラインから現実に戻った時に
明るくなれたり
頑張ろうと思えたり
声の力に元気付けられる経験は
独特のものがあるように感じます。
ブレンド制作に関わったメンバーの一人は
フランス在住です。
(海外とも繋がっているの素敵ですよね)
フランス語のécho(余韻)には
反響と、
波のように広がっていくイメージ
も含まれます。
〜〜で囲んであるのも
声の反響や、
声[波形]で繋がっていく様を表現しています。
パッケージ
コーヒーと環境問題は密接に関わっており
わたしたちの発信するものは
エシカルでサスティナブルな
コーヒーでありたいと考えました。
それで、紙の袋を包材として採用しました。
正直プラ製のチャック付き袋の方が便利ですし
カラーバリエーションも豊富です。
また、紙製とはいえ
品質保持のためにアルミも使用しています。
それでも、
現在でできることをするという想いのもとに
このパッケージに決定しました。
実は
Ecorogy(エコ)とécho(エコー)の語呂合わせ
でもあります。
声のコミュニティならではで面白いですよね。
どんな人でも楽しめるように
オリジナルブレンドコーヒーは豆はもちろん
器具がなくても簡単に淹れられる
コーヒーバッグも制作しました。
コーヒーバッグとは、
紅茶のティーバッグのように
お湯にちゃぽちゃぽするだけで
簡単においしいコーヒーが飲める便利アイテムです。
*現在とってもお得な予約受付中!
ぜひ商品ページもチェックしてね!
一晩浸けておくだけで極上のアイスコーヒーができる
水出しコーヒーバッグもあります。
ではコーヒーマニアにとってはどうかというと、
淹れ方で表情が変わる、楽しいブレンド
となっております。
その品質については続きをご覧くださいね。
味わいと品質
スペシャルティコーヒー
わたしたちのコーヒーは
スペシャルティコーヒーという
高品質なコーヒーを使用しています。
よくあるコーヒーとは一味ちがうを
より多くの人に知っていただくために
苦くない、酸っぱくない、
飲みやすいコーヒーでありながら
豆の個性を感じられる特のある
ブレンドコーヒーを目指しました。
焙煎
焙煎はRoast Masters Team Challenge 2023
(国内最大規模の焙煎大会)にて
見事優勝に輝いた関東Aチームのメンバー
F COFFEE ROASTERSの高橋文哉さんに
焙煎をお願いしました。
高橋さんはプレーヤー、インストラクター、
また経営者として様々な実績と信頼を得ている
素晴らしいコーヒーマンです。
SDGs
パッケージだけでなく
使用するコーヒーにおいても
SDGsを意識しています。
スペシャルティコーヒーは
味が美味しいだけでなく
サスティナブルでエシカルなコーヒー
としても知られています。
使用したコーヒー豆のこだわり
今回のブレンドでは
ケニア、コスタリカ、グアテマラの
コーヒーを使用しました。
*コーヒーは季節商品ですので
将来的にブレンド内容が変わる可能性があります。
ケニア
Kenya Gathaith AA
生産者 ガタイティ生産者組合
本当においしいケニアのコーヒーを
直接買い付けている
新しいコーヒーインポーターNAOMIさんの
生豆を使用しています。
日本ではまだほとんど出回っていないロットです。
その取り組みからケニア大使館との交友もある
信頼できる会社です。
ガタイティ生産者組合は、
1656名の小規模な農民から構成されており
前身の農協団体から独立し
ガタイティ・ウォッシングステーションのみを有する
1つの組織として2000年に設立されました。
ガタイティでは、
前年の収穫から積み立てた資金を元手に
組合員家庭の学費の前払い
植樹や肥料などの費用
緊急時の資金調達などを
サポートする仕組みを作っています。
また、農業知識のトレーニングや
肥料や農具の提供
持続可能な農業に関する印刷物の配布などを通じて
コーヒー生産量を増やすことを
長期的な目標に掲げています。
コスタリカ
Costa Rica Hermanos Valso Milenio Red Honey
生産者 エルネスト・ホセ・ヴァルベルデ・ソリス
農園 バラブランカ農園 エルマノス・バルソミル
2017年に設立された
エルネスト一家の家族経営の小さなミル(精製所)
で生産されたロットです。
20年前からバラブランカ農園でカトゥアイを生産し
近隣の農協などにチェリーを卸し
コーヒー生産を続けている生産者です。
コスタリカでは2000年以降
生産者自身が小規模なウェットミル(精製所)で
栽培から水洗処理、乾燥まで一括管理して
高品質なコーヒーを生産する動きが
活発化しています。
グアテマラ
Florencia Bourbon
生産者 ファン・ラモン・フローレス
農園 ラ・フロレンシア農園
最高のコーヒーとは単に良いコーヒー豆を売るだけでなく
社会的責任や環境問題への責任も果たすことでなしえる
という信念のある農園。
2008年、2009年と二年連続
グァテマラ Cup of Excellenceという
コーヒーの国際的な品評会で入賞実績があります。
6代にわたってコーヒー栽培が続けられており、
40人の農園従業員たちへの福利厚生も充実。
農園で生まれ育った従業員たちは
フロレンシア農園を愛する人たちばかりだそうです。
おわりに
これだけのこだわりを詰め込んだブレンド
実現できたのはコミュニティメンバーをはじめ
ロースターの高橋さん
NAOMIの渡辺さん
応援してくださる皆様のおかげです。
コーヒーは人をつなぎ、その繋がりが人を豊かにします。
そんな素敵なコーヒー体験を
この余韻 ~écho blend~から感じていただけたら幸いです。
【余韻 ~écho blend~コーヒーはこちらから購入可能です!】
【無料で入れるコーヒーコミュニティ スタエフコーヒー部】
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