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迷わない・失敗しないドリップバックコーヒーのおいしい淹れ方とコツ

(過去ブログ記事を移植しています)


コーヒーを手軽に、誰でもおいしく淹れられる大発明”ドリップバッグ。朝時間がない時や、オフィス、キャンプなど特別な器具がなくてもなくても手軽に淹れられるため使っている方も多いかもしれませんね。そのドリップバッグコーヒー、どうやって淹れてますか?
商品のパッケージに淹れ方が書いていなかったり、書かれていてもわかりにくい、その通りに淹れてもおいしくない場合や、細かい説明がないという悩みはありませんか?今回はオススメのドリップバッグの淹れ方レシピをまとめてみました。

意外と知らないドリップバッグの淹れ方

簡単に美味しいコーヒーが飲めるということで人気のドリップバッグですが、結構適当に淹れてしまっていたり、もったいない淹れ方をしていいませんか?多くの商品のパッケージに書かれている淹れ方はシンプルに書かれている分、あまり親切に説明されていません。


例えばよくある質問は…

・お湯の量はどうやって測るの?
・ドリップバッグがカップの中で浸す or 浸さない?
・ちょうどいいサイズのカップがない

これらの質問に答えていくとともに、美味しいドリップバッグの淹れ方を説明していきます!


用意するもの


ドリップバッグコーヒー
お気に入りのコーヒーを用意しましょう!
(美味しいコーヒーバッグは記事の後半で紹介します!)

カップ
サイズは7~8オンス(210~240ml)がオススメですが、大きいサイズでも大丈夫です。あまり小さいと溢れてしまうので注意。

*カップのサイズがわからない場合
測り方①:カップに水を入れ、軽量カップに移した水の量=サイズ
測り方②:キッチンスケールにカップを乗せ、いっぱいになった時のグラム数=サイズ

ケトル(やかん)
湯を少しずつ淹れられる細口のものがオススメです。もちろん電気ケトルやウォーターサーバーでもOK!

お湯は沸騰したものより、できれば少しだけ冷ますといいです。(90~92℃くらい)

ウォーターサーバーや電気ポットは温度がそれくらいに設定されているため、そのまま注いでOKです。

温度計がない場合
方法①:湯沸かし用のケトルと注ぎ用のケトル(なければ耐熱の軽量カップなど)を分け、沸騰したお湯を注ぎ用ケトルに移せば丁度いい感じの温度になります。
方法②:湯を沸騰させたケトルの蓋を開け、濡れ布巾の上に乗せ20〜30秒ほど放置します。
方法③:お湯をカップに注ぎ、すぐにケトルに戻します。この方法だとカップも同時に温められますが、タイミングを誤るとお湯が冷めすぎてしまうので注意が必要です。

上記どちらもお湯の量によって湯の冷め方が変わりますので、一度淹れてみて渋みを感じれば熱すぎ、味が薄く感じれば冷ましすぎという感じで調整できます。

あると便利なもの
・キッチンタイマー(スマホ)
・スケール(はかり)
・温度計

実際に淹れてみよう

手順①:カップを温める

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カップにお湯を淹れて温めます。
めんどくさい!時間がない!と言う方はこの手順は飛ばしても構いませんが、ドリップバッグのコーヒーをおいしく楽しみたいならぜひ一度試してみてください。

手順②:3回に分けてお湯を注ぐ

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ドリップバッグをセットし、お湯を注いでいきます。タイマーがある方は注ぎ始めにタイマーをスタートさせましょう。
コツは2点:
①30秒蒸らす
②3回(3投)に分けて注ぐ
です。

なぜ3回に分けて注ぐのかと言うと、多くのドリップバッグが3回注ぐと丁度いお湯の量が入るように設計されているからです。スケールを持っている方はグラム数(=ml数)を測りながら淹れれば確実ですが、それでも一度に注げる量は60mlくらいですので、結果3回そそぐ形になるでしょう。カップのサイズが大きくても、3回で注ぎを終えれば丁度いいくらいの量になります。

1投目:ドリップバッグからお湯があふれないように、バッグの上まで(バッグ内側に線がある場合はそこまで)湯をそそぎます。

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お湯が珈琲液となりフィルターを通り、カップに出ていきます。
液面が下がったら次2投目、3投目も1投目同様、あふれないようにお湯を注ぎます。

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実はこのカップは6オンス(180ml)のカップです。オススメのカップより小さいサイズのため液面がギリギリまできてあふれそうでした。ドリップバッグの紙の部分まで浸ってしまうとよくないですね。使用するお湯の量は少なくても、バッグが湯に浸かる分水位が高くなります。これが理由で、7、8オンスのカップがオススメなんです。

手順③:2分まで待つ
3回のお湯の注ぎが終わるとコーヒーの液面上がって、ドリップバッグが浸る感じになります。はじめにタイマーをつけた方は、注ぎ終わる頃には1分をすぎているくらいでしょうか?そのタイマーが2分になるまでドリップバッグを浸したままにしておいてください。多くの場合コーヒーは2〜3分かけて抽出する物です。1分では出し切れない香りや甘み、旨みをじっくり抽出しましょう。

ただし、時間が立ちすぎるとえぐみなどが出てくるため、置き過ぎもよくありません。また、お店、メーカーごとに粉の細かさが違うため、カップからドリップバッグを外すベストのタイミングを探しましょう。

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ドリプバッグを外した後のガラ入れも用意しておきましょう。

お気に入りのドリップバッグ、最適な温度と時間を一つ見つければ、次からはさらにスムースにコーヒーを楽しめますよ。

ドリップバッグをうまく使って、快適なコーヒーライフをお送りくださいね。ではまた:)

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