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夢をかなえるゾウ⑤

■続けるコツ

筋トレをしたり
家計簿をつけたり
料理教室に通ったり
書道に生け花、合気道
なにかを「続けたい」と思って手を出すけど
三日坊主で終わってしまった。よくある話です。

すんごく頑張っているのに、報われない。
どうしてなにも身につかないのだ!
やっぱり自分なんてダメな奴なんだ!
こんな自己嫌悪に陥るくらいなら、いっそのこと
チャレンジなんてしなければいいんじゃないか。
そうやって成長をあきらめる。よくある話です。

いわゆる「普通の人」は意思が弱いから
続けることができない。
上位10%の人間だけが続けることができる。
そんな話がまことしやかにささやかれています。

でも、続けることができない本当の理由は
「意志が弱い」なんかじゃありません。
「楽しくない」からです。

そもそも「頑張ろう」と思うこと自体が楽しくない。
頑張るっていうのは、普段の自分ではできないから
一時的にドーピングをするようなもの。

毎日毎日エナジードリンク飲んでいたら
誰だってぶっ倒れてしまいます。
頑張るってのは無理してる状態なんです。

たとえば私は毎朝文章を書くようにしてますけど
これって珈琲を淹れることと大差はありません。
文章を書くことも、珈琲を淹れることも
どっちも私が「やりたいからやってる」だけ。

文章を書くというと「へー、大変だね、凄いね」
と言う人がいますけど、大変だったらやりません。
凄いと言われてもピンと来ません。
努力じゃなくて、娯楽です。楽しいだけです。
だから続けられるんです。

ついでにいうと、自分で自分を褒めるのも大事。
「今日は短時間できっちり書けてたじゃん!」
と良かったところを褒めるクセ付けが大事。
理由もしっかりしてるとやっぱり嬉しいので
成長が楽しいこととして脳に刻まれるからです。

資格勉強とか、筋トレとか、ダイエットとかを
習慣化しようとする人は星の数ほどいるけど
三日坊主で終わる人もまた星の数。

おススメは一日の終わり、寝る前の5分間に
良かったことを箇条書きすること。
書くのがめんどかったら布団の中で目を瞑り
思い返すだけでも全然OK。
「ああ、今日はこんなこと出来てたな」と
自分の良いところをいくつか見つけられるので
その時の自分を褒めてから眠りにつくと
めっちゃ楽しい気分で寝付けます。

それを繰り返しているうちに
「あ、自分はこれをやると楽しいんだ」
というものが見えてきます。
それが「全然苦労なく続けられるモノ」です。


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