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不機嫌のトリセツ③

■フォーカス

夫「今日はどこに行ってきたの?」
妻「えー?コストコだよ」
夫「何時から何時までコストコにいたの?」
妻「・・・〇〇ってお店でお昼ご飯食べて。
そうそう!そこの唐揚げがヤバくてさ!」
夫「いやいや」
妻「え?」
夫「コストコには何時から何時までいたの?
って聞いてるでしょ」
妻「・・・・・・」

こうして文字にして見るとまるで尋問ですが
実はこれ、夫側としては尋問とかモラハラとかを
してるつもりは全くないんです。
ただ、聞きたいことを聞いているだけなんです。

実は、夫側がストレートに聞くことで
こういったすれ違いや勘違いが起きてしまい
会話が少なくなってしまうことがあります。

一言でいうと
「聞きたいことをストレートに聞いてはいけない」

聞く場合には
「相手の心にフォーカスして聞いてほしい」
ということ。

冒頭の会話を
相手の心にフォーカスして聞くとこんな感じです。

夫「おかえり。夕食は準備しとくから休んでて」
妻「ありがとう。今日はとても楽しかったの」
夫「よかった!楽しかったんだね」
妻「うん。△△ちゃんと一緒に
コストコに行ったんだけどさ・・・
あ、その前に〇〇ってお店でお昼食べたのね」
夫「うんうん」
妻「聞いてよ!そこの唐揚げがヤバくてさ!」
夫「えーっ、どうヤバかったの?」
妻「絶対あなたも好きなヤツ!
ほらほら、写真あるから見てよ!」

家族をねぎらうこと。心にフォーカスすることで
円満な会話が訪れます。

(でもさ、家族との会話で気を遣うなんてヤダよ)
と言いたい人もいるでしょう。

しかし、家族との対話を大事にしないで
どちらさまとの対話を大事にするというのでしょう。


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